「海がきこえる」 氷室冴子
1993年発行氷室さんのお名前は知っていたけれど漫画家さんだと勘違いしていた。彼女の作品がコミック化されていたせいだと思う。今回 海外在住の方のブログで氷室さんが小説家だと知り30年程前の作品を読んでみた。彼女は1957年生まれなのでまあ ギリギリ同世代のような。高知の高校生の物語だけれど私の高校時代とも 子供達の高校時代ともずれているのだけれどまだ スマホもパソコンも普及していない時代の高知弁での会話も楽しい高校生活が描かれている。主人公・(杜崎拓) の東京での大学生活が始まる場面からスタートして高知での高校時代を回想する形で 展開していく。登場人物は わがままで 振り回された でも 好きな 里伽子や親友だったが 決別したままの 親友・松野 など 高校時代の流れで繋がっている人が多いようだ。一人暮らしも 関西を出たこともない私だけれどちょっと ノスタルジックな 30年前の 高校生の姿が浮かび上がってきて 楽しく読めた。