2016年発行
一風変わった作品。
動物が主人公で 仲間や人間と意思疎通ができるというのは
読んだことがあるが この作品では 車が人間の言葉を理解し
感情を持ち 仲間同士も話せる。
自転車とは イマイチ うまく話せないようだ。
ここに登場するメインの家族は
父親は早くに亡くなり
母親 長男 長女 天才的なひらめきの小学生の次男。
平凡な彼らの暮らしに
突如 芸能記者や 有名人 悪者が からんできて~
車世界との賑やかな二重奏が展開していく。
犯罪スレスレ(いや もう足をつっこんでいる)という場面もあり
正義感の強い(笑)私には どうかなあと思える箇所も多分にあるが
概ね 楽しく読み進めることができた。
免許なしの私でも 楽しめたので
車を運転出来て 車が大好きな人なら
もっと楽しめる作品だと思う。。。
