「今夜、喫茶マチカネで」 増山 実
2024年発行初めて読む作家さん。増山さんは 1958年 大阪生まれ大阪府 豊中市 大阪大学豊中キャンバスの近くにある「喫茶マチカネ」が舞台となっている。一階は書店 二階は喫茶と 兄弟で経営していたがもうすぐ両方共閉店となるので 記念の本を作ることになった。その喫茶店で開催された 「待兼山奇談倶楽部」で 話されたエピソードを一冊の本にした、それについての 経緯やその店のオーナー 店員 ご近所 常連の方の様子が描かれていく。イマドキ よくあるような なごみ系の カフェの集い~そういう感覚で読み進めていったが。。。第一話 待兼山jヘンジ第二話 ロッキー・ラクーン第三話 銭湯のピアニスト第四話 ジェイクとあんかけうどん第五話 恋するマチカネワニ第六話 風をあつめて第七話 青い橋豊中市は 割合近場でもあり 馴染みのあるエリアなので待兼山は知らなかったけれど のんびり楽しく読んでいたのだがあるところで 驚愕した!第五話の マチカネワニ !この名前は どこかで目にしたような。。。思い出した!今年の4月に 私の所属する音楽グループが コンサートを開催したのが豊中市の市民ホールでその館内の壁に とても大きな 骨格標本が飾られていてその名は たしか これだった。大きすぎて これがワニ? と気に悪く思った記憶あり。これは なんと 45万年前に この地に棲息していた 古代ワニの骨格のレプリカだったのだ。 ほぼ全形が発掘されたらしい。(7m以上)それで この市のシンボルにもなっているようだ。近場なのに 知らなかった~ という びっくり度満点の 第五話であった。その後も この物語は 不思議な方向に展開していって 終わった。内容も構成も 一風変わっていた。とても印象深い作品となった。。。