つわり対策コンサルタントのユアンです
およそ半数以上の女性が妊娠のある時点で、
または何回目かの妊娠で、特定の食べ物への
禁断症状を経験します。
中でも最も人気の食べ物は、
甘くて塩っぱいものです。
また、スパイシーで脂っこいものを
無性に食べたくなる女性も多いです。
例えば、妊娠前はファーストフードや
スナック菓子をほとんど食べていなかった
女性でさえも、妊娠を機に、食べずには
いられなくなる、ことが多いのです。
そういう私の家内も、その一人でした。
by www-bellyoflove-com-au
こうした特定の食べ物への禁断症状は
なぜ起こるのでしょうか?
理由はたくさん考えられますが、
最もシンプルなものは・・・
あなたの身体が、
赤ちゃんを健やかに育てるために、
24時間休み無く働き続けているために
現れる症状、ということです。
それは例えば、胎児への供給のために
不足がちなカロリーを補う為に現れます。
また、特定の栄養素が不足している
サインである場合もあります。
赤身の肉やステーキを欲する場合は、
胎児の成長のために、あなたの身体がもっと
鉄を必要としているのかもしれません。
チョコレートを食べたくなる場合は、
正常であるか、ビタミンB群が不足している
のかもしれません。
では、こうした禁断症状へは
どう対処すれば良いのでしょうか?
答えは・・・
過剰になり過ぎない程度に、
あなたの身体の内なる声に従うべし、です。
つわり対策の専門家、エリック女史によると、
身体に明らかな害を及ぼす食品でない限り、
欲した時にすぐにそれを食べた方が、
つわりの症状は悪化しにくく(軽減しやすく)
なおかつ、吐き気が抑えられることで、
より多くの食事を摂れるようになり、
好循環が生まれやすいのです。
ただし、鉄欠乏性貧血と関係する可能性がある
土やコーヒー粕、石けん、歯磨き粉、塗料など、
食品ではないものを食べたくなってしまう
異色症(PICA)の方は、すぐにかかりつけ医に
相談するようにしましょう。
【関連ページ】
・つわり中に氷が食べたくなるのは、実はある病気のサインだった?!
・なぜつわり中はジャンクフードが食べたくなるの? | つわり対策