2014年1月も早後半へ。

 

以前にも何度かとりあげましたANA機内で放映される番組ですが、2014年1月のプログラムにも注目です。

 

羽田発の奇数便では、湯河原の老舗旅館・石葉に継承されるおもてなしの美学を、
羽田着の偶数便では、QRコードの開発秘話、デンソーウェーブと豊田中央研究所の開発者魂を取り上げています。

 

1月も余すところあと数日の機内放映となりますが、機会があれば、ごらん下さい。

 

思わず機内でメモをとった石葉に伝わるおもてなしの考え方とは、

 

完璧なものを敢えて崩すゆるさ、
足りないことの心地良さ、
を大切にするということ。

 

ゆるいことがゆるりと寛ぐ心地よさにつながる。

 

何かと張り詰めて完璧のみに焦点をあてがちですが、其処には人間のそもそもの安らぎはなく、気がつかない内に非人間的なことを良しとしているなんてことはないでしょうか。
管理主義や清廉潔白がまかり通る世の中には、過ごしにくい窮屈さがあります。
人間は、特に日本人は、余り張り詰め過ぎずに、時としてゆるいことの良さを再確認すべきです。

 

QRコードの開発現場からは、

 

蒔かぬ種は生えぬ。
迷ったら手を動かす。

 

この2つの言葉をメモに残しました。

 

また苦難と努力の末に開発されたQRコードですが、
世のため人のため、特許にこだわることなく、自由に利用される道を選んだことを結びのエピソードとして紹介していました。

 

ANAの機内ビデオ放送、なかなか目が離せません。

 

過去に取り上げたANA機内サービス関連記事は、