隆一 5/20 Birthdayトーク&アコLIVE | その女、SLAVEにつき。

その女、SLAVEにつき。

【NO LUNASEA,NO LIFE】という人物が見るLUNA SEAというバンド&メンバー/時々たむ活

2024年5月20日(月) Zepp Haneda

■RKF MEETING Vol.61〜Birthday Special Talk & Acoustic Mini Live 2024〜

司会:ジョー横溝さん

ピアノ:葉山さん

ギター:福ちゃん







河村隆一さん、54歳のお誕生日おめでとうございます!

コロナ禍を挟んでから、なんだか未だに声を出してはいけない雰囲気が抜けないのか、

会場は皆さん歌わず手拍子&拍手での静かなお祝いとなりました。

(小声では歌ってるよ)

葉山さんのメロディに乗せてお祝いの気持ちを贈らせていただきました。


本当に、こうやってお祝いできることが幸せです。


LUNA SEAのライブの話、そこにかける思い、これからのこと

話を聞くうちみるみる溢れてきてしまって視界が滲んで、隆一さんがユラユラと見えていたのですが

本当にこれまでSLAVEとして生きてきたことを誇りに思いました。

河村隆一もRYUICHIも、LUNA SEAという自分の根底にあるものすごく大きな怪物も

この人の言葉ひとつで、思いひとつで、全部自分の中に溶けていくようで。


98年にSHINING BRIGHTLYでLUNA SEAを知り

2000年のBRAND NEW CHAOSでLUNA SEAを失ったあの短い間は

LUNA SEAを語るには不十分だけれど、身体と心に刻まれたものの重さを知るには十分だった。

この2024年にまたあの時代の匂いを感じることができるのだろうか。

頭がクラクラする。



もちろんその時代にとどまらず、もっと昔も、そしておそらく先も

一気に駆け抜けた先に何が待つのか。

LUNA SEAにはシナリオがないと話す隆一の言葉が響いてくる。



いまのLUNA SEAにはプロデューサーがいると。

10代の頃からLUNA SEAをずっと観てきた若い人だと。

ずっとLUNA SEAを追ってきた人によるLUNA SEAを、それこそずっとLUNA SEAを追ってきた我々が観るわけだ。

新しい出逢いになる人だっている。



懐かしいMCがまた出てくるみたいだね。

「いついつのこの時のあのMCを挟んでください!」とか言われているそうだ。

RYUICHIさんてそういう指示も爽やかに無視して進めていく印象が、失礼ながらあるのですが。笑

提案に乗るのだねと。そう前回のマザスタTOURで思いました。

自分はそういう「ほら、これが欲しいんだろ」みたいなのはあまりピンとこないタイプで。

逆にちょっと冷めてしまうところがあり。

そういうのが好きな人ももちろんいるでしょうがね。

昔の映像とのLinkも要らない。

求めているのはそこじゃない。



そういや、隆一さんがLUNA SEAのツアーについて

「僕も全通するよ!」とか、真ちゃんやINORANみたいなことを仰っていたので微笑ましかったです。

もう散々聞いたからなソレ。

RYUICHIさんがもし全通しなかったらどうするのかという話になり、

RYUICHIさんがいなかったらたむたむが代わりに…とか思っていたら、

本当に隆一さんとジョーさんから冗談でたむたむさんの名前が飛び出してきたので驚きました。

思わずたむたむさんのほう振り向いて笑ってしまいましたよ。

ビンゴで当たったDVDを取りに行くときに、たむたむさんと沙羅ちゃんが後ろのほうに座っていらっしゃるのを見付けていたので。笑

(今回フロアの一番後ろと二階は入れてなかったからね)

声をかけたかったのですが、タイミングがタイミングなので今回はやめておきました。

先日の『ものまね実験室』の感想とか直接お伝えしたかったのですが、また今度。



ちなみに自分が今年のビンゴで無事当てたDVDは『SERAFINE』でした。

ありがとうございました。




トーク後のアコLIVEでは

■かけがえのない人

■Beautiful Lie

■月はもちろん


この3曲を披露してくれました。

LUNA SEAで非常に忙しいこの時に河村隆一としての歌を聴くことができて本当に有り難かった。

自分にはとても必要で。

河村隆一さんが河村隆一として生きるこの瞬間と歌が。

『かけがえのない人』も心がこの歌を欲していたので、最初からボロ泣きしてしまいどうしようもありませんでした。

長いMCを挟んでから歌ったのが『Beautiful Lie』で、

それが終わってハッピーバースデー!からのケーキ登場だったかな。

LUNA SEAの話を挟んで、最後に『月はもちろん』。


あのね、LUNA SEAのことを話したあとで『月はもちろん』を歌うのズルいんだってば。

ダメですから本当に。

これはSLAVEを泣かせるための歌ですから。



そしてこの『月はもちろん』が、隆一さん苦しそうだった。

無理はせず、飛ばすところは飛ばしていましたが

その前の『かけがえのない人』と『Beautiful Lie』がよく声も出ていて素晴らしくて安心したすぐあとだったから、正直ドキドキした。

しかし、ここで支えるのがファンだとも思った。

姿勢を正し、心で歌った。

隆一さんが最後巻き返すように、少ない言葉の中に思いを込めて声を出していた。


ありがとう。

本当に、そういうところがめちゃくちゃカッコイイと思う。

我々の河村隆一は、RYUICHIは、絶対にただでは起きない。





最後に特典のDVDを手渡してくれた54歳の隆一さんは、めちゃくちゃ優しい目をしていました。


お誕生日おめでとうございます。

いままでもこれからも、大好きです。

隆一さんにとってこの一年が光溢れていますように。