プロ野球の試合の審判には「責任審判」がいる

 

 プロ野球の試合の審判は、通常4名(球審1名、塁審3名)で行いますが、その中の1名はリーダー的な役割である「責任審判員」となります。 

 

 基本的には、「クルーチーフ」等の役職がついている審判員が責任審判になりますが、役職者がいない場合には一般の審判員が責任審判を務めることになります。

 

 

「責任審判」と入局年月日の関係


 現在、責任審判を担当している審判をインターネットで調べました。 

 あわせて、各審判員のプロフィールをNPBの公式サイトで調べました。
 
 そうすると、責任審判を担当している(担当できる)審判は、ほぼ入局してからの年数順になっていました。
 また、「クルーチーフ」という管理職的立場になっているのも入局順になっていますね。 
 
 
※栁田審判員だけ例外ですが、栁田審判員がクルーチーフの立場(当時は「主任」)になったのはセ・パの審判組織が分かれていた2010年ですので、前体制のなごりといったところではないでしょうか。
 
 基本的には、入局年月日が遅い人が早い人を追い越して責任審判をやったり、クルーチーフへ昇格したりというようなことはみられません。
 
 吉本審判員が今年(2018)から責任審判を担当するようになりましたので、年数順で行くとすれば、次は敷田審判員(卍)が責任審判をするようになり、その次に飯塚、白井、杉本が続いていくのではないでしょうか。
 ただ年齢制限もあるようですので、飯塚審判員などは厳しい状況かもしれません。

 

 

 

 なんだか、社内人事を噂しているような気分になってきましたね・・・。

 「誰が先に課長に昇格するのか」「あの人を差し置いてこの人が先に上がっちゃうのか」みたいな。

 

NPB審判は年功序列型?

 能力主義的な世界なのかと勝手に思っていましたが、意外にも年功序列の世界であるようにみえます。 
 
 それとも、一定の年数が経って、責任審判を任せられなかったり、チーフになれないような人物は契約更新されずに消えていくということでしょうか。
 
 こういう観点からプロ野球をみるのも一興です。

 

 

参考リンク(2018年8月19日閲覧)

 

 

 

生命保険団体扱の事務

 

 生命保険料を会社の給与から天引きで支払っている方も多いかと思います。


 これを「団体扱」などと呼びますが、会社側では主に次のような処理をしています

 

  1. 従業員が新たに団体扱で契約をすると、生命保険会社から「この従業員と契約した。この人が団体扱の要件を満たしているか」という確認の書類が届きます。事務担当者はこの内容を確認して、確認印などを押印し生保側へ返却します。
  2. 各社から毎月「払込案内」が届きます。これに従って、名簿・保険料を確認し、必要に応じて会社側の給与データを修正します。もし名簿内に退職者や休職者などがあった場合には、会社側で異動内容を追記し、生保会社へ書面を返送します。
  3. 給与から保険料を控除します。
  4. 人数が一定数以上だと、会社が事務手数料をもらえたりするので、それらを引いた額を生保会社へ送金します。

 ルーチン業務としては、だいたいこんな感じです。

 

 生保会社と会社のやりとりは、基本的に紙媒体になるのですが、上記2のやりとりをWEB上で完結させる「生命保険団体扱インターネットサービス」というものがあります。

 

生命保険団体扱インターネットサービス(略称:生保団体ネット)で電子化

 

 

 今から3~4年前からでしょうか、とある生保会社から「インターネットサービスに切り替えないか」と度々電話・文書でアプローチがありました。生保会社としても利用率をあげたいようです。


 当時の私はサブ担当的立場。メイン担当は昔からのルーチン業務を無難にこなしていくタイプで、新しいことを自ら提案してやりだすことは、まずしない人でした。


 しかし、その人が人事異動で他部署へ行ってしまい、私がメイン担当に。


 紙のやりとりが大嫌いな私は、これを機に早速上司に相談。当時の上司は他部門でキャリアを積んできた人だったので、人給部門の実務経験は皆無。それほど細かい話に興味はなく、「便利になるなら是非導入してみては」的な感じで承諾を得て、晴れて導入となりました。

 

 

良い点・悪い点

 

 

 導入してから1年以上経ちました。実際に使ってみた感想、紙との比較です。

【良い点】

 

  • ペーパーレスが実現可能。各種案内書もPDF出力、保存が可能。紙を郵送する手間もなくなる。
  • 契約者のデータを各社ごとにcsvやxlsで出力でき、データの管理が容易。
  • 登録料・利用料はかからない

 

【悪い点】

  • サービスを使用できるのは、月~金の9時~18時のみ。夜遅くに「あっ、やるの忘れてた」と気づいても、次の平日の午前9時まで操作できません。
  • 特定のPC(基本は最初に使ったPC)からしかアクセスできない。作業を忘れたから家でやろう、と思ってもできません。
  • 操作法にクセがあり、慣れるまではイライラするかも。
  • 紙にこだわる人にはウケが悪い

【私の感想】

 悪いところがあろうと、私はペーパーレス推進派なので、変更してよかったと思っています。お互い郵送代や資料保管場所の節約にもなりますから、是非浸透して欲しい。浸透すれば、ユーザーが増えた分サービスも改善していく可能性も高くなります。
 

 ただし、利用時間帯には注意したほうがいいです。例えば、残業中に「この人の保険料これであってんのかな」とふと思い立って調べようとしても、何もできません(私は何回か経験があります)。これでミスをすると「紙派」の人から「ほれみろ。紙ならいつでも確認できるだろ」と恰好の批判材料を提供してしまうので、要注意です。

 

もし返却期限を過ぎるとどうなるか

 

 

 生保団体ネットでは、毎月各社からデータが届き、内容確認・異動内容入力などを行い、今後送金する保険料を確定させて、所定の期日までにデータの「返却」作業をする必要があります。もちろんこれもWEB上での作業です。


 期限の2日前くらいには「もうすぐ期限ですよ。返却作業してください」っていうメールが届くので、作業を忘れることはほぼないのですが、一度だけ、諸事情が重なりまして返却期限を過ぎてしまったことがあります

 そんなとき、どうなるかというと、締切日の翌日、こんなメールが届きます。

 

 


title:【返信依頼】生保団体ネット/保険料請求(月)

(会社名)様

生保団体ネットからのお願いです。

「保険料請求(月)」のデータ返信締日を過ぎております。
以下のリンク先より「業務用ID」でログインし、届いたデータを至急ご確認のうえ、返却操作をお願いいたします。

※ログイン操作にお困りの場合は、ログイン画面上の「はじめてログインされる団体様へ」をご覧ください。
※操作訓練中の場合は、定型送受信画面で「操作訓練」にチェックを入れ[表示]ボタンをクリックします。
 

 

 このように「期限過ぎてますよ。早く返却作業してくれ」という内容の自動送信メールが来ました。
 結局、締切日の2日後に返却作業を行いました。上記のメール以外の督促等は特にありませんでした。


 今後はこのようなことが無いように気をつけます。

 

参考リンク(すべて2018年8月18日閲覧)

 

 

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社会保険の資格取得時には「基礎年金番号」を確認する

 

 私は会社で社会保険の事務をしていますが、資格取得手続きには「基礎年金番号」を確認する必要があります。
 年金手帳で確認させてもらうことが多いのですが、先日、初めての事例に遭遇し、困りました。

 

 

「年金制度ごとに番号付番・記録管理」から「基礎年金番号による個人毎の一元管理」へ

 

 

 基礎年金番号の導入前には1人の人間に対して、国民年金・厚生年金等の制度別に年金番号が付番されていたため、1人に複数の年金番号がついていることもよくありました。


 これを基礎年金番号制度導入(1997(平成9)年1月)の際、複数の年金番号を持つ者は、そのうちの1つが「基礎年金番号」となり、その人に関するすべての公的年金加入記録を基礎年金番号によって一元管理をするようになりました。
 

 会社で関連事務をしていると、オレンジ色の年金手帳をお持ちの方で、番号の近くに「基礎年金番号」というスタンプが押してあるのをよく目にします。

 

 

「基礎年金番号に登録済」とは?

 

 

 そこで今回迷ったのが、年金手帳(オレンジ色)に番号が2種類記載してあって、


 (1)一方には「基礎年金番号」というスタンプ
 (2)他方には「基礎年金番号に登録済」というスタンプ

 

が押してある。

 ・・・どっちが「基礎年金番号」として使われているのだ?

まぁ、字面からいって「基礎年金番号!!」って言い切っている(1)がそうなんだろうけど、でも(2)も「登録済だぜ!」って言ってるからなぁ。


 調べた結果、やはり(1)が基礎年金番号であることがわかりました。
(2)は「この番号は、現在使っている『基礎年金番号』への統合・紐づけが完了していますよ」という意味のようです。

 

 Wikipediaには、「「基礎年金番号」以外の番号に「登録済」と赤色のスタンプが押されている」と書かれています。

単純に漢字3文字の場合もあるのか。

 勉強になりました。

 

 でも、今回は2つ並んでいたからよかったものの、もし「登録済」っていう番号しか無い年金手帳だけ持って来られたらどうだろう。

 中途半端な知識だと「昔の人は年金番号が複数あるけど、これが基礎年金番号として登録されたんだな」と誤解してしまうだろうな。

 昔の人が考えたんだろうけど、もっとわかり易い表現はなかったのだろうか。

 

 

参考リンク

 

(上記はすべて2018年8月14日閲覧)