例えばその声
手や小さな仕草


瞬く時も残していく


それでも 思いはここから出て行かないまま



捉われた声
辿る昨日の痕



些細な期待を溶かして飲み込む


嘘や真実は零れて巡る


欠けた言の葉を並べて流す





遠回り 遠回り
月の周期を数えて

今宵 拾って
噛むのは他愛もないものばかり



一秒単位も貴重さを重ねる


それでも
混沌に出会えば手を振れる


だけど恐れが後を着ける

前を塞いで

あなたの少しで



そしてまた浮き上がる

無意味な哀楽



Your trace was left here

There is always him in my heart

I have a pain in it



私達は同じだと
あなたもそう思いますか?

窮屈な箱に閉じ込められて
仕方なく吸い込んでいるの?


求められれば奪い

背を向けられれば走り出す


繋いでも繋げない

走ってみてもどこへも行けない


だから
どこかへ行きたいと願わずにはいられない

矛盾や不可能は欲求を生む


広大な視野

煌めく願望

連れてってくれるよ
空気のように計り知れない
吸い込めるなら踏み込めるよ


限りない気がしていた

優しさが近い気がしていた

言葉が行き交うように
目に映らない橋を渡って
届かない先
暗闇さえ
逸話を聞く枕元


駆けていく風に 同じ世界
足先に 柔らかい緑
浴びる日差し

いつの間にか 同じ
全てを見ていく気がしてた



当たり前の距離を
吸い込んだ焦燥感や表せない痛みの理由
覆われた空間が
天体の風景に似ていた





思い馳せても 手段が分からずに
ここにいたいけど
足かせ うまく外せない
うまく走れない


星が瞬いて
一緒だと信じた