実力認定 平成28年度 問題23(生化学) | あくと らぼ

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お疲れさまです。

夏休みは...後半というか終盤になり、も、アトゥ一週間あましとなってし

まいました。

お休みモードを満喫したわけではごじゃりませぬが、少~しだけリフれ

できた気がします。

あっ、メンタル...はヤワなままなのレスが... ・・・汗

 

さて今回は、平成28年度 問題23に挑戦です。

 

核酸とその構成成分についての記述である。正しいのはどれか。

 

(1)ヌクレオチドは、五炭糖、リン酸、塩基の3要素から構成される。

(2)ヌクレオシドは、ヌクレオチドから塩基がはずれた物質である。

(3)DNAにはリボースが、RNAにはデオキシリボースが含まれる。

(4)アデニンは、ピリミジン塩基の一種である。

(5)プリンヌクレオチドは、ピリミジンヌクレオチドの前駆体になる。

 

確認です。

 

(1)○(はい!これでイタダキ)、(2)×

塩基(核酸塩基)と五炭糖(ペントース)が結合した物質をヌクレオシド

といい、このヌクレオシド(塩基+ペントース)にリン酸が結合した物質を

ヌクレオチドといいます。

したがって、

(1)は正しく、(2)は誤りです。

 

(3)×

核酸を構成するペントースがあべこべの記述ですね。

DNAを構成するペントースはデオキシリボースで、

RNAを構成するペントースがリボースです。

 

(4)×

核酸を構成する塩基は、プリン塩基とピリミジン塩基とがあります。

アデニンは、プリン(プリン ぷでぃんぐぅではごじゃりません)骨格を有する

プリン塩基です。

 

ついでに、グアニンもプリン塩基です。

一方のピリミジン塩基は、シトシン、チミン、ウラシルですね。これらの内、

チミンはDNAのみ、ウラシルはRNAのみを構成します。

 

(5)×

プリンヌクレオチド(プリン塩基)とピリミジンヌクレオチド(ピリミジン塩基)

の生合成経路は、別系統です。

 

因みのことレスが、分解の件になりますと、

プリンヌクレオチドの多くは、再利用(サルベージ経路で再び合成に用いら

れる)されます。

しかしぃ、ピリミジンヌクレオチドは、再利用される分はありません...

 

記述の前駆体云々というのは、もしかするとこの件を遠回しに引っかけて

いるのでは??と感じたのは、ヴぁたしぃだけでしょか?

 

ご覧いただき、ありがとうございます。