● お父さん・お母さんが自己PR型やミックス型の帰国子女枠入試を受験するお子さんをバックアップするための1日で完結する夏期講習を東京・音羽で開催します。 帰国子女受験.comの齊藤です。
お子さんが自己PR型やミックス型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験を受験する保護者のみなさんに、お伝えします。 自己PR型やミックス型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験で合格している受験生の願書や作文エッセイや面接試験には特徴があります。
・保護者がお子さんの自己PR(願書や作文エッセイや面接試験)のネタを一緒に考えていること バッチリな自己PRをするためには、自己分析が必要です。 自己分析は大人でも難しいことですから、それを12歳の小学生や15歳の中学生に任せてもなかなか上手くいきません。そこで、国際基督教大学高校(ICUHS)の帰国子女枠推薦入試に合格した生徒さんの自己PRカード「2、海外生活を通して学んだこと」を確認してみましょう。
まずは、添削前です。
「2、海外生活を通して学んだこと」添削前 NYでは、様々な人たちが集まる環境の素晴らしさを学びました。母校の国連国際学校、UNISには世界各国から生徒が集まり、文化や言葉の違いにも関わらず、不思議な一体感がありました。 UNISにはRespect these Differencesという精神があり、それに基づいたルールがあります。たとえば、他人のお弁当に対して批判をしない、つまり、見た目が気持ち悪いとか、スパイスが匂うとかを言わないルールがありました。何を食べるかは文化の象徴で、その違いをリスペクトすべきだからです。またUNISにはPeace Tableというテーブルが教室の隅にあり、そこでけんかを解決します。先生が時々見守る中で話し合い、解決できたら、握手やハグをして仲直りをします。違うバックグラウンドの人たちが長い時間一緒に過ごすのでケンカをするのは当たり前です。だからこそ、意見の違いや争いを適当に流さないできちんと話し合い、相手の考えを理解することが重要です。Respect these Differences という考えが身についたのは、僕の宝物です。次に、教育やコミュニケーションスタイルが国によって違うことを知りました。アメリカでは先生やサッカーコーチがとにかくほめてくれましたが、日本ではあまりほめられた記憶がありません。生徒をほめてやる気にさせるのは、アメリカの方が圧倒的に上手でしたが、反省したり分析したりして、向上の手助けをしてくれるのは日本の先生やコーチでした。また、アメリカでは空気を読むというコンセプトがなく、こちらがハッキリと言わない限りは分かってもらえませんが、日本には空気を読む、つまり相手の気持ちを思いやる習慣があり、僕が困っているときは何も言わないでもみんなが察して助けてくれました。それぞれに良い点と悪い点があり、うまくミックスできたらより素晴らしいのだと思います。(※日本での生活が辛すぎて、日本に対して批判的な視点となっている) 日本とアメリカの違いには苦労しました。時には苦しく辛く、泣きたくなるほどの厳しい修行のようでした。今は、これで良かったな、良い経験だったと思います。おかげで遠い国だった日本を一度は嫌いになりかけたけど、今はより近くなった気がします。(人生経験が短いので日本とアメリカのそれぞれの良さを客観的に見ることが難しい) 838字
こちらの生徒さんは自己分析がかなりできていましたが、自分ひとりでは修正できない点がありました。
・日本での生活が辛すぎて、日本に対して批判的な視点となっている ・アメリカでも日本でもたくさんの経験があったはずだが、ひとりでは思い出せない ・人生経験が短いので日本とアメリカのそれぞれの良さを客観的に見ることが難しいつまり、添削前は、自己PR内容が愚痴っぽくて、トーンが暗くて、内容が浅いのです。 次に、保護者に参加していただいて、弊社の講師が添削した「2、海外生活を通して学んだこと」です。
「2、海外生活を通して学んだこと」添削後 NYでは、Diversityをリスペクトする大切さを学びました。NYは、様々なバックグラウンドを持つ人たちが暮らす場所です。だからこそ創られた、特別な集合価値観がありました。それは、「お互いの言い分や望みを推測ではなく、オープンマインドで話し合い、みんなでそのときのベストを選び、幸せになれるようにすること」です。 また、母校のUNISは、お互いの状況を考え、相手の立場で考えることが、Philosophy でした。そのおかげで、価値観や習慣がバラバラな中に、不思議な一体感がありました。そして学校には、Respect these Differencesという精神があり、それに基づいたルールがあります。たとえば、生徒同士のケンカがあった場合、Peace Tableという教室に隅にあるテーブルを使います。そこでは、お互いが納得するまで話し合い、握手やハグができる状態になるまで、授業に戻れません。どちらかが納得いかない場合は、クラスみんなで考えて解決します。このように、様々な人のことをリスペクトする環境で過ごせたことが、僕の誇りです。 その他に学んだことは、アメリカではBack casting、「未来の目標から今の行動を考える思考」です。アメリカでは試合に負けたときや学校の成績が落ちたときに、未来のある時点に目標を設定して、そこから振り返って現在すべきことを考えます。つまり理想を基に、生徒や仲間を励ましながら行動に移させます。一方で日本は、Forecasting、「過去を分析して未来を考える思考」が主流だと思います。何が足りなかったのか、失敗点に焦点を当てて、ダメ出しや叱咤激励をします。そして過去のデータなどに基づいて、現状で実現可能と考えられることを未来の目標に近づけるために行うという方法をとります。どちらがいいとか正解不正解はなく、文化の違いですが、2つの国での体験を通して知り得た貴重な学びだと思っています。 739字
いかがでしょうか。
帰国生に期待されるのは、海外経験に基づいた気付きや学び、つまり主観的な視点です。 同時に、海外生活を通して得られる広い視野、つまり客観的な視点も求められます。 帰国生は現地校やインター校で、毎日一生懸命取り組むことが精いっぱいなはずなのに、「主観的でありながら、客観的であれ!」と求めるのは、なかなか酷なことだと私は思います。
先日、フレンズ帰国生母の会『フレンズだより』No.82では、自己PR型の帰国子女枠入試における保護者の重要性について記事を書きました。 こちらのお母さんのエッセイは素晴らしいですね、主観的でありながら客観的ですし、何よりお子さんへの愛を感じます。
帰国生の願書やエッセイや面接回答に必要な3つの視点 1、受験生の視点: 主観的 2、関心を持って受験生に接することができる第三者(講師): 客観的 3、保護者の視点: 客観的、時には主観的
「帰国子女枠入試の願書やエッセイや面接試験が100点満点とするならば、そのうちの50点は保護者にかかっている」と言わることが多いのは、保護者の役割が非常に大きいからです。 合格できている帰国生は、「1」~「3」の視点を基にして、願書やエッセイや面接回答作成しているんです。
そこで、私たち帰国子女入試.comでは、お子さんが自己PR型やミックス型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験を受験する保護者のみなさん対象の夏期講習を行います。題して、1日で完結!帰国生のためのリアル夏期講習「願書・エッセイ・面接」@東京です。 対象となるのは以下の帰国子女枠入試実施校です。
中等教育学校 ・東京学芸大学附属国際中等教育学校: Form2とForm8中学校 ・大阪教育大学附属池田中学: 海外活動報告書 ・海城中学: 面接カード ・関西学院千里国際中学: 書式C1と書式C2 ・慶應湘南藤沢中学: 入学志願書と活動報告書 ・攻玉社中学: プリエッセイ「海外生活で一番心に残ったこと」 ・渋谷幕張中学: プリエッセイ ・逗子開成中学: プリエッセイ「海外生活で学んだこと」 ・同志社国際中学: 帰国生徒在籍学校レポート ・法政第二中学: 海外帰国生用調査票 ・立教池袋中学: 活動内容証明資料 ・立命館宇治中学: 志望理由書高校 ・大阪教育大学附属高等学校池田校舎: 海外活動報告書 ・東京都立国際高校国際学科: 自己PRカード ・神奈川県立横浜国際高校: 海外活動報告書と面接シート ・京都府立嵯峨野高校: 自己PRカード ・大阪府立住吉高校国際文化科: 自己申告書 ・関西学院千里国際高校: 書式C1と書式C2 ・慶應湘南藤沢高校(SFC): 入学志願書と活動報告書 ・国際基督教大学高校(ICUHS)推薦入試: 自己PRカード ・渋谷幕張高校: プリエッセイ ・同志社国際高校: 帰国生徒在籍学校レポート、帰国生徒特別推薦自己推薦書 ・法政大学国際高校グローバル探究コース: 自己PRカード ・立命館宇治高校: 志望理由書 ・早稲田大学本庄高等学院I選抜: 帰国生海外生活調査書と志望理由書
保護者様対象の夏期講習では、私齊藤がワークショップ形式で行います。 私の講義を聞きっぱなしではなく、ワークショップを通して形に残して、帰宅することができます。 この1日限りの夏期講習で願書とエッセイの原案づくりに保護者様も参加していただいて、お子さんが夏期講習や新学期からの勉強に時間を取れるようにバックアップしてあげてください。最後に、帰国子女受験.comのレッスンを受講して国際基督教大学高校(ICUHS)推薦入試と東京学芸大学附属国際中等教育学校にダブル合格した生徒さんからの感想です。
齊藤先生子どもから連絡いたしました通り、昨日ICU 高校より合格をいただきました。 昨日は手続きに行き、日本に帰ることにやっと前向きになってくれた子どもを見て、本当に安心しました。 生徒さんたちもウェルカムモードで声をかけてきてくれて、本当に良い学校だと思いました。 齊藤先生には。本当に、本当に、お世話になりました。 塾のない地域に住み、情報も乏しく、不安な気持ちでスタートした受験生活でしたが、先生に出会えたこと本当に感謝しております。 先生の明るく前向きな授業や、時々くださる温かい励ましのメールは、ずっと本人の大きな支えでした。面接や願書、エッセイのために先生と行った滞在国についての家族での話し合いは、受験のためだけでなく、今までの自分たちを見つめ直すことのできる機会であり、とても楽しい作業でした。 先生と話すことによって今まで気づかなかったことを引き出していただき、そばで聞いていた私も学ぶことが多くありました。また、子ども偏りがちな考えに寄り添ってあげたり、すっかり忘れてしまっている経験を一緒に発掘したりするのは、やりがいがありました。 こんな形で、子どもの受験をバックアップできるなんて思わなかったですし、家族で共同作業ができて嬉しかったです。 しかし、何より、願書やエッセイが素晴らしい仕上がりになったのは齊藤先生のおかげです。 子どもの性格を見抜き、的確なアドバイスをくださいましたこと感謝しております。 これからがスタートですが、ずっと日本に帰ることに不安を抱えていた本人が、わくわくできる学校で新しい生活をできることありがたく思っています。 やっと不安も消え、本人は私たちより一足早く戻り、サッカーキャンプに参加したり、友達の家に泊まったりと、最後の海外生活を楽しみたいと言っています。 お忙しい毎日、どうぞくれぐれもお身体お大事に、これからもご活躍の程お祈りいたします。 齊藤先生、本当に長い間ありがとうございました。
帰国子女受験.comでは、特に、自己PR型とミックス型の帰国子女枠入試を得意としています。 過去13年間で合格した生徒さんの数です。
中等教育学校 ・東京学芸大学附属国際中等教育学校 98名中学 ・大阪教育大学附属池田中学 11名 ・関西学院千里国際中学 46名 ・慶應湘南藤沢中学(SFC) 6名 ・同志社国際中学A選考専願 10名 ・同志社国際中学A選考併願 19名 ・立命館宇治中学A方式 8名 ・立命館宇治中学IP方式 7名高校 ・大阪教育大学附属高等学校池田校舎 3名 ・東京都立国際高校 35名 ・東京都立国際高校バカロレアコース 3名 ・関西学院千里国際高校 40名 ・国際基督教大学高校(ICU)推薦 44名 ・国際基督教大学高校(ICU)書類選考 50名 ・国際基督教大学高校(ICU)9月編入 15名 ・同志社国際高校特別推薦条件A 13名 ・同志社国際高校特別推薦条件B 1名 ・同志社国際高校A選考 16名 ・早稲田大学本庄高等学院I選抜 18名 ・慶應湘南藤沢高校(SFC) 12名 ・立命館宇治高校A方式 7名 ・立命館宇治高校IBコース 5名
東京学芸大学附属国際中等教育学校に90名以上、ICUHSに100名以上、現地校生・インター生向けの早慶入試30名以上に合格させている夏期講習に1日だけ参加して、コスパとタイパよく、帰国子女枠入試を乗り切って合格を勝ち取りませんか? 特別に15名だけをご招待します。
1日で完結!帰国生のためのリアル夏期講習「願書・エッセイ・面接」@東京のお申し込みは、こちらからどうぞ。 今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
大教大池田、渋谷教育学園、慶應、東京学芸大学附属、早稲田本庄など、面接重視校には、面接練習サービスが役立ちます。
芦屋国際、立川国際、渋谷教育学園、頌栄、学芸大附属国際中等教育、同志社国際など、英語エッセイが出る学校には、添削サービスが役立ちます。