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MAXiMiZE your potential:英語力と人生力を高める

米国カリフォルニアより、グローバル社会で活躍するために身につけておくべき英語の情報をお届けします。

「あなたらしい英語」を目指しましょう。


先日、紀元ウーマンさまにコラムを掲載して頂きました。



キャリア女性に必要なのは「生の英語」ではなく「○○な英語」


紀元ウーマンさまの読者層を考えて
「キャリア女性」としていますが
これはどなたにとっても言えることです。

良かったら是非ご覧ください。


実は、これが私が
YouTubeでもブログでもメルマガでも
絶対にフレーズ紹介をしない理由でもあります。


確かにフレーズとその対訳の紹介って便利です。
手っ取り早い知識の増やし方でもあります。


でもそうしてしまうと
言語ならではのオモシロさとか
自分で言語を学んで行くオモシロさを
奪ってしまうことにもなると思うし、

逆に私の「当たり障りのない紹介」が
誰かの英語使用に
制限をかけてしまうことにもなると思うんです。


この記事の掲載をFacebookにてシェアしたところ、
留学生仲間で、米国大学院で博士号まで取得した友人が
こんなメッセージを書いてくれました。


「納得!私も、渡米直後は、「ネイティブの人ならこう言う」のに、
そういう風に言えない自分の英語力にずいぶん悩まされました。

でも、私にしかできない表現や、
自分の経験に基づいたAnalogyを使うようになって、
「ネイティブでない英語」も、それはそれでよし、と
思えるようになりました。

だって、私はネイティブじゃないですから。

10人が同じ状況を表現すれば、10の説明が返ってくるように、
言語は十人十色。正しい色は何色かではない気がします。」




ネイティブじゃないから
ネイティブらしい表現が出来なくても仕方ない。

無理にネイティブらしさをかき集めるのではなく
それよりも自分から生み出せる文章を大事にしていって欲しい。

まさに、英語教育者としての私の願いです。


一見、フレーズをかき集めることが
英会話力を高めることに直結するようにも思えますが

それはきっと、
皆さんがまだ「面白くてためにもなる英会話練習法」に
出会っていないからです。


フレーズをかき集めることに集中している方には
こちらの「独り言学習コース」がお薦め。

こちらは脳科学をも織り込んだカリキュラムになっているので
勉強法さえマスターしてしまえば
手ぶらで隙間時間に
コッソリと英会話の練習をしていくことが可能となります。


普段英語を話す機会が限られている日本在住の方だけでなく
英語でのやり取りが日常化している英語圏在住の方にも
役立てて頂いています。

なんとなんと、とある米国大学で教えている日本人の教授も
このコースを受講してくださっています。


フレーズをかき集めるよりも
ずっとずっと自分の武器になる英会話力が身につくこと必須です。


これを機に、
フレーズブックとの付き合いについて
一度考えてみてくださいね。


※あくまでもフレーズブックが「悪」なわけではありませんので
フレーズブックと付き合い方は個々でお考えくださいね!

ここにあるのは、あくまでも私個人の想いです。




今日も読んでくださってありがとうございます。


ミツイ 直子



熊本の地震に際し、被災された方、
熊本付近にお住まいの親戚や友人を心配される方に、
心よりお見舞い申し上げます。
 

Lang Leaves Education では
私達が置かれた場所・状況にて私達の仕事により一層精進致し、
ビジネスオーナーとして適切な範囲で寄付をさせて頂きます。
 
 
家族を持つ身の者としては
自らの不安や心配に覆われ周囲に悪影響を及ぼさずことなく
また、まだ大きな地震に合ったことのない我が子供達に
不必要な恐怖心を抱かせないよう、
でも学ぶべき知識を得られるよう、
きちんと大切なことを話し合いたいと思っています。
 
 
アメリカに住んでいますので
正直、熊本の状況がよく把握できていないと自覚しています。

ただ、2011年の東北大震災の時に
昔の教え子達を心配するばかりに
自分の心身に影響を受けるほどにテレビからの情報を受け入れ
家族にまで迷惑をかける事態になった経験がありますので
正しい情報は入れつつ、ただその程度には気を付けようと思っています。
 
 
SNS を見ていると
まだまだ物心両面の支援が必要となっている様子がよく分かり
出来ることが限られていることに心苦しくも思うのですが

同時に、自身の生活を放り出しても
被災されている方への支援に従事されている方達の様子もよく分かり
そこには確かに希望を感じます。
 
 
こういった災害時だけではなく
普段からの飢餓問題や教育問題もそうではありますが
必要なものが必要な方のところへ届きますように。

微力ながらも、その一歩のために
また今日も精進していきたいと思います。



ミツイ 直子

Lang Leaves Education 代表
English Teachers Association of Japan 代表理事
「強い主張」のために欠かせない "So What?" の力。


こんにちは。


先日、遊びに来た友人と久々にこの映画を観ました。
The Shawshank Redemptionです。


(画像はリンク先のWikipediaからお借りしています。)


言わずと知れた名作ですね。

冤罪によって投獄された有能な銀行員が
刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていく姿が
多くの人に希望を与えるようで、アメリカで大人気の作品です。


さて、この作品では
カラスの雛に幼虫をあげるシーンがあるのですが
ちょっと「あれ?」と思ったので少し調べてみました。


日本語版Wikipediaでは、このシーンについて

「幼虫をカラスの雛に与えるシーンには、動物愛護団体が立ち会った。
彼らは生きている幼虫をヒナに与えないことを要求し、
ダラボン(監督)は餌は釣具店で買ったので大丈夫だと説得した。」

と、説明しています。


ところが、いくつもの英語サイトによると

"The American Humane Association monitored the filming of scenes
involving Brooks' crow. During the scene where he fed it a maggot,
the AHA objected on the grounds that it was cruel to the maggot,
and required that they use a maggot that had died from natural causes.
One was found, and the scene was filmed."

と、説明しています。(この文はこちらから抜粋しました。)


情報が少し異なります。

ですが、ここでは
「単に情報が異なる」ということを指摘するだけでなく、
それぞれが掲げている情報の内容に注目をして頂きたいんです。


日本語版では
「動物愛護団体に対し、監督が説得した」
という情報しかありません。

その説得に対して動物愛護団体がどう対応したのか、
結果どうなったのか、ということへの表記はないわけです。

つまり、「監督が説得した」からと言って
"So what?" (だから何?)なわけです。

説得は誰でも出来ます。
ただ、相手を納得させられるだけの説得が出来るかどうかは
別問題ですよね。
そして、動物愛護団体が納得出来る行動を取れたのかどうかも
別問題です。


逆に、英語版では
「動物愛護団体は自然死した幼虫を使えと言い、
(自然死した幼虫が)見つかったので、シーンが無事撮影された」
と、具体的に動物愛護団体側の提案策が示され、
それに反することなく撮影がおこなわれたことが表記されています。


ここから、日本語文化と英語文化の違いが見えます。


英語文化では、日本語文化よりもずっと顕著に
"So what?(だから何?)" という質問に対して敏感なのです。


こちらでもお話したように、英語文化では曖昧さを嫌います。

ですから、どんなことに対しても "So what?" と問いかけ、
その答えが明確に得られないものを嫌うのです。


「動物愛護団体に対し、監督が説得した」という
日本語版の情報に対して "So what?" を問いかけてみると

「説得したからってなんなの?」
「説得すれば良い問題なの?」
「結果どうなったの?」

「動物愛護団体は結局どうしたの?」
「この作品の撮影中に幼虫の命は故意に葬られたの?」

などというように、
「説得したからといって何の解決にもなっていない」ことを
指摘する質問が次々と出てくるでしょう。


その点、英語版では
「動物愛護団体の要求」がしっかりと触れられ、
そしてその要求を受けることが出来たという事実が
("So what?" という質問を入り込ませる隙間がないほど)
明らかに示されています。


これが「強い主張」です!

これがライティングの際にも
プレゼンテーションの際にも必要となる「強い主張」の要素です。

こうして「強い主張」を提示できる人こそが
パワフルなライティングを書けて
パワフルなプレゼンテーションを行える人なのです。




私のウェブ書籍、「The Complete Guide to English Writing:
総合的な英語力アップへの近道!」
でも
"So what?" のお話をしています。



アメリカでは当たり前に行われる "So what?" の教育。
もちろん Lang Leaves Education のこちらのコースでも行っています。

皆さんも、英語ライティングを行う時や
英語のプレゼンテーション準備を行う時には
意識をするようにしてくださいね。


The Shawshank Redemption、少し重いテーマの洋画ですが
アメリカでは今でもOne of the Best Movie Everです。

是非観てみてくださいね。



今日も読んでくださってありがとうございます。


ミツイ 直子