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MAXiMiZE your potential:英語力と人生力を高める

米国カリフォルニアより、グローバル社会で活躍するために身につけておくべき英語の情報をお届けします。

「自分評価」をやめましょう。


英語を教えていて感じるのは
「皆さん、自分に厳しいな」ということです。


少し間違えると
「やっぱりダメだ」

少し思うように単語が出てこないと
「全然流暢に話せない」

少し発音が通じないと
「あぁ、もう間違えるくらいなら
下手なことを言わずに黙っていた方が良い」


先日、中国語を話す受講生の方とお話をしていたんです。

彼女はお仕事の関係で中国に何年か住まわれていたのですが
その時感じたのは、「中国に駐在員として派遣される人達は
割と直ぐに中国語が話せるようになる」ということだったそうです。

でも、ずっと英語を勉強してきたような人でも
英語圏に駐在員として派遣されたからといって
必ずしも英語が話せるようになるわけでもなく、
むしろ「苦戦している」ように見受けられるとのこと。

それを「どうしてだろう?」とお話されていました。


もちろん、こういうことに答えはありません。


でも、お話を聞いていて私が思ったのは
「英語が出来るからこそ
自分のミスにも気がつけるのではないかな?」

ということ。


中国語は真っ新(まっさら)な状態で派遣されるそうなので
それはそれは、皆さん必死なようです。

受講生の方も
「確かに自分のミスとか考えている余裕もなかったです」と。


でも英語に関しては、実は皆さんが思われているほど
日本人の英語力って低くないんです。
ですから間違いに気付けるんですね。

気付かなければ無視できるでしょうに
気付いてしまうだけの英語力があるからこそ、気になるわけです。

自分の間違いに気付けて
ネイティブの発話との違いにも気付けるレベルの英語力だからこそ
英語を話すのが恥ずかしいと感じたりもするわけです。


ですから
「間違えちゃったよ」と気付けたら
むしろ、そこは落ち込むのではなく喜ぶべきなんです。

ですから
「ネイティブとは全然違うなぁ」と気付けたら
ネイティブの発話の特徴が認識できることに喜ぶべきなんです。


それに、私達はネイティブではないのですから
必ずしもネイティブの発話を目指さなくても良いんです。
(もちろん目指しても良いんですが。)


自分の間違いを見つけることが出来たら
その間違いを観察して
「あ、自分はここが弱いな。明日はここを強化する勉強にしよう」
と、次のステップへの糧にしましょう。

そうする時間がなければ、自分の間違い、流しちゃいましょう。


どちらにしろ「自分評価」をする必要はありません。

Mistakes are expected and respected.


評価をするのは学校の先生に任せて。

私達は単に英語を楽しみながら学んでいけば良いんです。




今日も読んでくださってありがとうございます。


ミツイ 直子


「シニア(上級)英語コーチ養成講座」を基幹とした
「3か月英語コーチング基礎コース」の受講受付を開始致しました。

今までにない方法で
英語基礎力の底上げをしたい方は是非ご利用ください。




英語には感情を乗っけましょう。


ここでも紹介していますが
私達の母国語は、私達の話す英語に影響をもたらします。






では、私達日本人の話す英語が
どのように英語ネイティブに伝わっているか?というと…

こんな感じです。




こちら、有名な映画「Karate Kid」からのワンシーンです。

このMr. Miyagiは日本人(日系1世)の設定ですので
Mr. Miyagi役のPat Morita氏は、映画監督に
「アメリカ人が思う日本人の英語スピーチ」を
イメージした話し方をするよう指導されています。

(Morita氏自身は日系アメリカ人ですので英語ネイティブですが…。)


「The Karate Kid」は1984年の洋画ですので
「当時アメリカ人の思っていた日本人の英語スピーチ」と
2016年の現在の「アメリカ人が思う日本人の英語スピーチ」とは
多少の誤差はあるでしょうが…

それでも「日本語が母国語である話し手が英語を話そうとした時に
アクセントやイントネーションとして表面化する特徴」は
(少し大袈裟に演じられているとは言え)ほぼ忠実です。


日本語を母国語とする私達が英語を話す時に
日本語を話す感じで英語を話してしまうと、
Mr. Miyagiのような
フラットなイントネーションになってしまいがちです。

私がTOEICのSpeaking Sectionの採点者トレーニングを
受けている時も、沢山のSpeech Sampleを聞く中、
日本人の発話はイントネーションがフラットになりがちなので
すぐに聞き分けることが出来ました。


では、どうすれば
フラットなイントネーションを避けられるのか?







それには
とにかく「オーバーに感情表現」を心掛けるのがお薦めです。


イントネーションをどうこうするとか、抑揚をつけるとか
そういう小手先の「コツ」として捉えるのではなく
「感情を言葉に乗せる」と考えてください。

それでほとんどの場合が十分です。


例えば、好きな食べ物を聞かれた場合
あなたはどんな感じで "I like ice cream." と答えますか?

英語的に正解なのは

「ずーっと砂漠で迷子になっていて
灼熱の太陽の下で脱水症状を起こしかけながら
オアシスのみを求めて歩き続けている時に、
急に見つけた街で大好物のアイスクリームと出会えた!」

という状況下で「あぁ、自分はアイスクリームが好きだなぁ」と
かみ締めるような感情を
"I like ice cream." という文に乗せる感じの感情表現です。


英語ネイティブの耳にとって
感情の乗った英語はとても聞きやすいんです。

「感情を乗せる」ことって
実は、一つ一つの単語の発音の正確さよりもずっと大事なんですよ。


ただ!!!

ビジネスシーンで英語を使う方は
こういうケースもあるので気を付けてくださいね。


音読をする時、英語ネイティブと会話をする時…
少し気にかけてみてください。

そして、これから聴く英語や
実際に会話をする英語ネイティブまたは英語上手な日本人の
「英語に乗っけられた感情」にも
アンテナをはるようにしてみてくださいね。




今日も読んでくださってありがとうございます。


ミツイ 直子


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「How are you?」はもう古い? 


先日、こういう記事を読みました。




私は大抵、個人のFacebookアカウントには
家族のことくらいしか書き込まないのですが…

思わず。




○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 


こういうのを見るたびに 日本の英語教育は
ドンドン間違った方向に向かっているなぁと感じる。

こういうのに振り回されないで、
自分が学んだ英語を自信を持って話せばそれで良いと思う。

目の前の人とのご縁に感謝して、
一緒に過ごせる時間を楽しんだらそれで良いと思う。


学校じゃないんだから正解・不正解はないし
(学校だったらある程度の正解・不正解を区別することは必要だけど)、
ネイティブじゃないんだから
ネイティブっぽい話し方が出来なくたって良いんじゃないかな。


古いとか新しいとか、ネイティブはこう言うとか言わないとか、
そういう情報はほとんどが主観的なものだったり
地域によって違かったりするし。


頑張って英語を勉強しているノンネイティブに対して
「あ、アイツ、How are you?って言ってるよ。ププッ、ダサい」
なんて思うネイティブは皆無だと思うし。
仮にそういう人がいたとしても、
じゃあアナタはそういう人と付き合いたい?
てか、誰に何を思われようと良いじゃん。
第三者の評価を自分の価値にする必要なんてないし。


ちなみに昨日も今日も私はHow are you?って言ったし、
ネイティブの友達も言ってくれたし、
子供達の先生(ネイティブ)も言ってくれたし、
お隣さん(ネイティブ)も言ってくれた。
多分明日も言うし、明日も言われる。
How's it going?って言う時も確かにあるけど。


言語だもん。正解はないよ。

あなたが相手と心を通わせたいと思って口から出てきたフレーズが、正解だよ。


○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 



そして、英語先生仲間や
在米仲間が書きこんでくれたメッセージはこちらです。


*正解不正解に拘っているから、
英語への苦手意識がどんどん高まっちゃうのに。

*これって、まさに「偏差値」的ですよね。
反対に、外国人に「ご機嫌いかが?」と聞かれたら、
私だったら、「ありがとう。とっても元気です。
日本語お上手ですね。」って答えると思う。
古くさいなんて考えもつかないかと。

*全くもって、なおこさんの仰る通りです!
古い?正しい英語の何がいけないのでしょう?理解不能です。
あくまで、日本人は日本人として英語を話すのですから、
ネイティブ仕様の英語を話す必要なんてないと思います。
逆に不自然。
妙に砕けた会話表現が多い最近の教科書を見ていると、
不安で仕方ないです(´・ω・`;)
正しい日本語が美しい様に、正しい英語も美しいのに…

* I love your post Naoko! And that's an interesting article.
I totally disagree that "How are you?" is 古い btw!
If we want to sound really "old" then let's go with something like
"And how does today find you?" (*^^*)

*全く同感です。こんな記事がでるから、
一生懸命学んでいる英語学習者が振り回されちゃうんですよね。

*なおこさんとまったく同じ意見です。
「恐怖を煽れば本は売れる。素直な国民が食い物にされてる」
というのが私の感想。
ちょっと古いですが、私の尊敬する山岸先生のブログ記事

*国際会議で Hey! How are you doing, guys?とか
言っちゃう閣僚が出てきたらどうする?
私は昔ホストファミリーに、
周囲をまねしてくだけた英語を使うと注意されたわ。

*これってネイティブらしいか・らしくないかの答え探しじゃん!
私がしたいのは、答え探しじゃなくて表現だーっ!



あなたは、どう思いますか?


誰かが勝手に決めた正解・不正解に翻弄されることなく
「あなたらしい英語」を目指して
目の前の人との会話を楽しんでくださると
私は嬉しいなぁと思います。



今日も読んでくださってありがとうございます。


ミツイ 直子