No.652 ドライブレコーダー
八尋@NMAです。
以前、ドライブレコーダーをご紹介したことがありましたが、
カーオーディオメーカーであるエクリプスからドライブレコーダーの新製品がリリース
されたようです。
メーカー小売希望価格は\59,850とそれなりの金額ですが、カメラが別体式であること、
CF対応、128MBカード使用時で15件記録可能であること等からすると割安感があるのではないかと私は思います。
私はこの年末に車を入れ替えることになるのですが、次に乗る車にはこのシステムを導入しようと計画しています。
エクリプスの製品に限らず、万が一事故に遭遇した際の客観的な証拠にもなりえますし、
一般のドライバーにも導入検討の価値はあるのではないでしょうか。
No.651 タイヤ破裂事故
堺市の交差点で先月30日、信号待ちのクレーン車のタイヤが破裂し
隣のワゴン車の窓ガラスが吹き飛んで、乗っていた男児(4)が重傷を
負う事故がありましたが、このクレーン車は昨年2月の車検後に、摩耗
したタイヤが取り付けられていた可能性の高いことが大阪府警の調べで
分かったそうです。
クレーン車のタイヤのうち、破裂したタイヤだけがすり減っており、
残り三つは正常な状態だった事から、府警はクレーン車を所有する
リース会社が何らかの理由で一つだけ付け替えた可能性もあるとみて
道路運送車両法違反(不正改造)容疑でも捜査する方針だと言う事でした。
付け替えが故意であったかどうかは府警の捜査の結果を待ちたいと思い
ますが、クレーン車の運転手も「タイヤの摩耗が激しいことに気づいて
いたが、大丈夫だろうと思い予定通りに運転した」と話している事です。
日頃の整備は勿論、不良箇所を発見したらそれを改善するのもドライバーの
努めである事を改めて感じさせられた事故でした。
NPO法人NMA ~No More Accident ~
No.650 飲酒運転取締まり強化週間
西村@NMAです。
飲酒運転取締り強化週間が、明日4日から始まります。
9月に続き2度目で、12月10日まで。
強化週間期間中は、検問を実施する他、同乗者や飲食店関係者
らの教唆・幇助行為を積極的に取締まるということです。
これから年末にかけて忘年会など、お酒を飲む機会がいつもより
多くなってくると思いますが、
「飲んだら絶対に運転しない」
「車を運転する人には絶対に酒をすすめない」
これを一人一人が心がけて年末年始、事故に気をつけましょう。
No.649 ブレーキ交換と下廻りチェック
齋藤@NMAです。
私事ではありますが、先日、自家用車のブレーキローター&パッド交換
とオイル交換を行いました。
知り合いの自動車屋さんにてお願いし、簡単な作業箇所については、
私も手伝わさせて頂きました。
まず、ローター&パッド交換ですが、交換される前のローターを見た所、
約1ミリ近く新品のローターよりも表面が削れていました。
私の車種では、ローターは表裏で2ミリ程度が使用限度との話でしたので
もう寿命との事でした。
無事にブレーキ交換・オイル交換を終了しましたが、リフトで上がっている
ついでという事で、下廻りを一通り説明をして貰いながらチェックして
貰ったのですが、その時にシャフトのブーツ破れが見つかりました。
部品の在庫が無いので取り寄せてもらい、とりあえずの応急処置を
してその日は終了しました。
今回は、自分の車のエンジン廻りや、下廻りの機関についての説明を
受けながら実物を見ることが出来るという貴重な体験をしました。
また、不具合を見つけられた事も幸いでした。
知らずに走り続けていると、もっと大きなトラブルに見舞われる可能性も
高い箇所です。
ガソリンスタンドや、部品量販店等で、オイル交換やタイヤ交換を
行った際に、普段はなかなか見られない箇所をチェックしてみるのも
とても大切な事だと見に染みて感じました。
No.648 シートベルト着用率の低さ(後部座席)
やだ@NMAです。
今年も警視庁とJAFが合同でシートベルト着用率調査を行いました。
こちらで、情報が見れます。
http://www.jaf.or.jp/safety/data/driver.htm
とても気になるのが後部座席のシートベルト着用率の低さです。
日本では後部座席のシートベルトが義務付けられていない為と考えられますが、
後部座席からフロントガラスまで飛んでいく様をビデオで見たことがあります。
もしもの時、後部座席の人だけではなく運転手や助手席の人を巻き込んでしまい、
被害を大きくしてしまうこともあるので、運転手さんからも後部座席に座る方へ
シートベルト着用を薦めて欲しいと思います。
チャイルドシートが義務付けられているのですから、後部座席のシートベルトも
義務化して当然なのではないでしょうか。
No.647 今年の忘年会シーズンは酒気帯び運転(飲酒運転)ゼロでいきましょう
いよいよ明日から12月ですね。
そろそろ忘年会などの飲み会でスケジュール帳の予定が一杯になってくる人も多いのではないでしょうか。
今年一年を振り返ると、飲酒運転による悲惨な交通事故が数多くマスコミで大きく取り上げられるものの、その後も一向に減る気配をみせない飲酒運転&酒気帯び運転が印象に残ります。
ドライバーの慣れから飲酒運転が発生しているような現状では、周りの人が飲酒運転をしないように働きかけるしか無いのかも知れません。
忘年会シーズンで同席するような人は、少なからず自分の身の回りの貴重な人たちだと思います。
そんな人が悲しい事故を起こさない為にも、同席者は「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を徹底するようにしてあげましょう。
統計的に見ても、年末にかけてこれから交通事故で亡くなってしまう人は必ず出ます。
それは、これを書いている私かもしれませんし、読んでいるあなた自身かもしれませんし、あなたの横を歩いている人かも知れません。
そうなってしまう前に何をすれば良いのか、もし事故に遭ってしまった時にはどうすればいいのか。
行動が伴うのが一番ですが、まずは知識を身につける事から初めて見てはいかがでしょうか。
難しいことは置いておいて、せめてこれからの年末の忘年会シーズンは身の回りで酒気帯び運転(飲酒運転ももちろん)ゼロになるように呼びかけてみてはいかがでしょうか。
NPO法人NMA ~No More Accident ~
No.646 雨は滑る
森村@NMAです。
数日前、大雨の中を長時間走る機会がありました。
雨の中を走行したことは何度もあるし、そしてオフロードバイクなので
雨でも大丈夫、それどころか雨の状況を楽しんでいました。
お店の駐車場に入ろうと左折したときです。
何とか体制を整えることはできましたが、危うく右にズルッと滑りそうになりました。
マンホールの上を走ったからでした。
スピードは落としていましたが、濡れていなければ滑ることが無かったと思います。
以前の私なら、それはそれは慎重に走り、もちろんマンホールの
存在にも気がついたと思います。
しかし、慣れてきて大事に考えてませんでしたし、注意深く路面を見ていませんでした。
路面が濡れていると滑りやすい。
マンホールは濡れていなくても滑りやすい。
路上の白線ラインの上も滑りやすい。
それ以降は、教習時に習ったことを思い出し、頭の中で唱えながら走ります。
ベテランドライバーの皆様は、こんなこと知っていて当然と思われたかも知れませんが
私はまだまだ経験していない、知らないことも多いと改めて悟りました。
慣れてきた頃こそ事故に遭いやすい。
その事を肝に銘じて、運転しようと誓いました。
私と同じような、そろそろ運転が慣れて、緊張が無くなり楽しく感じてきている皆様。
今一度、自分の運転を振り返ってみましょう。
No.645 玉突き
浅川@NMAです。
私の自宅は大きい環状線がそばに走っているのですが、
環状線から自宅へ向かう交差点で事故が発生しました。
環状線を都心から来ると右折するのですが、
そこには右折レーンがある交差点です。
右折レーンで待っているセダンに、後ろから来た1ボックスが激突。
その後から来たまた1ボックスが激突するというものでした。
間に挟まれた1ボックスは前後が原形をなしてないので、
おそらく廃車コースだと思います。
右折レーンで右折待ちで止まっていたセダンの過失は0%だと思います。
見ている限りは、激突した1ボックスのドライバーの前方不注意です。
ブレーキ跡も無いんじゃないかと思うくらい、ズドーンとぶつかってました。
休日の夜で疲れていたのかもしれませんが、事故の言い訳にはなりません。
今回の事故をみて、自分だけ注意していてもダメである事を再確認しました。
模範的な運転や優良な運転をしていても、止まってる後ろからズドーンとやられたら、
避けようがありません。
昨今、車の性能は向上していますが、ブレーキは踏まなければ利きません。
あくまでも運転しているのは、間違いを犯す不完全な人間達である事がポイントです。
自動で事故を回避できるようなシステムが出来るまでは、
ヒューマンエラー的な事故は消し去る事は不可能なのでしょう。
危険な車が後ろから来たと察知できても、交差点の右折レーンでは、
前に出るわけにもいかないし、難しいシチュエーションです。
何か方法が無いものかと考えています。
ジャストアイデアをお持ちの方がいれば、ぜひ教えてください。
No.644 オートバイ、低速の転倒でも
須田@NMAです。
知人がオートバイで転倒して怪我をしてしまいました。
それも、かなりの大怪我です。
股関節骨折で、即入院となってしまいました。
手術が必要で、それが終わってもリハビリには時間がかかることと思われます。
事故のあらましはこうでした。
朝、オートバイに乗りでかけようとしたところ、エンジンストールしてしまい急に
バイクが止まってしまいました。
安定を失って右によろけたので右足で踏ん張ろうとしたのですが、それ以前に
右足を痛めていたために力が入らず、バイクに巻き込まれるように転倒したため
右の股関節に無理な力がかかってしまったようです。
当然、自分で歩けるような状態ではないので救急車で病院に運ばれましたが
そのまま入院です。
人工股関節にするか、自分の骨を繋ぐ手術をするかは精密検査をした後に
決めるとのことでした。
知人が乗っていたオートバイは、最近流行の大型スクーターです。
私の肉親も同じオートバイに乗っていますが、かなりの重さがあります。
乾燥でもおよそ160Kg、運転状態では170Kgを超えているので、倒れているのを
起こすだけでも大変です。
その重さがひねった状態の関節にかかったのですから、相当な力が加わった
ことだったでしょう。
この事故の話を聞いて、思ったことが2つあります。
一つは、体の状態が完全でないときにオートバイに乗るのは危険だということと
もう一つは、低速であっても危険は常に潜んでいると言うことです。
聞けば当たり前のことですが、ふと自分を振り返ると似たようなことをしたことも
あるんじゃないかなと思いました。
体調が十分でなくてもこれくらいなら大丈夫じゃないかなとか、低速だとついつい
注意力を怠ってしまったり。
気温の低くなる冬は、エンジンがきちんと動く温度まで暖気をするのは時間が
かかることもあります。
かといって、暖機運転の騒音とか排気ガスを考えると暖機運転に時間をかけるのを
ためらう事もありますね。
オートバイは常に体が露出していて、何かあれば全て自分の体に返ってきます。
このブログを読んでいただいている皆さんも、十分に気をつけて冬のオートバイを
利用していただきたいと思います。
No.643 乾杯
平沼@NMAです。
先週、内閣府より発表された「交通安全に関する特別世論調査」によれば、
飲酒運転者に対する罰則や行政処分の強化を回答者全体の7割以上もの
人が支持しています。同様に「同乗者」や「運転者に酒を提供した者」に対する
罰則強化を支持する人も4割を越えています。
No.641 で良永さんも書かれていましたが、これだけ厳罰化の機運が高まって
いても尚、毎日のように飲酒運転による事故の報道が繰り返されています。
厳罰化だけでは飲酒運転撲滅が難しいことを示唆していると思えます。
さて、酒を提供する側として飲食店、特に郊外の居酒屋などは既に飲酒運転
防止への対応を始めていますが、先日、友人が出席した結婚披露宴でも宴の
前後や乾杯前に司会者から飲酒運転防止のアナウンスがあったそうです。
晴れの宴でもと思いましたが、記憶を辿れば、私が列席させていただいた
披露宴でもテーブルに置かれたグラスに当然の如く、ビールやシャンパンが
注がれたことが少なくなかった記憶があります。
披露宴会場も酒を提供する側として飲酒運転問題を深刻に受け止め、対応を
始めたということなのでしょう。とはいえ、対応を始めた露宴会場は郊外型など
まだ一部でしょうし、食事を主とした店やファミリーレストランなど含め、飲食業界
全体として取り組むことは難しいであろうことも想像に難くありません。
これから、忘年会やクリスマスなど乾杯をする機会が増える時期です。
飲酒運転は、当然、運転者本人のモラルが一番に問われるますが、同乗者や
一緒に酒を飲んだ人、酒を提供した店など様々な人や場が関わっていることが
大半です。
飲酒運転を許さない社会を築くために、そのような場でひとりでも多くの人が
「断る勇気」「止める勇気」をもって、臨んでいただくことを願う次第です。