♪ 〜自分を変えて、未来を変える、
"はじめの一歩" をお手伝い〜 ♪
幼児~90代の方にピアノを教えながら
カサンドラ状態の方や機能不全家族の
お悩みに寄り添う
"まりぃごぉるど池袋" スタッフの
Kai(カイ)と申します。
午後は、施設の父を訪ねて、お散歩へ。
ようやく退院し、施設に入った途端の
コロナ禍。外出が制限され、一年半。
周りの土地勘もない、知る機会もないまま
新生活が始まり、本来の日常が定まって
いないまま、常態化していたので、
遅まきながら今月から、改めて一から
施設でのルーティンを構築中。
何曜日に、何をするか。
お散歩は、どのコースを行くか。
近隣の主要地点まで、父の足で何分か。
既にある、施設の時間割の合間をぬって
父娘の時間割を、組み立てます。
書道塾への通学や、時に通院もあり。
また、行きつけの床屋さんに通うのも、
誇りを保ち、身だしなみに意識を向ける
大切なルーティン。
施設内は、良く歩き回っているものの、
めっきり疲れやすくなってしまった父。
まずは、近くの公園一周が、目標です。
なかなか自発語が出なくなっていた父が
「知らない間に、夏が終わって、秋に
なっていたんだなあ」と、ポツリ。
風に吹かれ、季節を感じ、心を動かして。
この一言だけでも、出掛けた甲斐あり!
緊急事態が解除され、お出掛けが叶うように
なっても、外出は、楽しいばかりでなくて。
前は出来ていたことが、困難になっている
そんな現実に、直面する時間でもあり。
歳を取るとは、かくも切ないものかと。
それでも、現状を受容れ、今を肯定し、
日常の中に、ささやかな喜びを見出そう。
途中、誰もいないブランコが。
父、挑戦。覚束ないながら、漕ぎました。
何という非日常。父にとっても、私にも。
父が、ブランコを漕ぐなんて!
散歩のために、初回の東京マラソンの
Tシャツを着てきた父。アスリート魂は未だ
失われていない!と感じました。快哉‼️
公園で遊ぶ子供に、優しい目を向ける父に
幼い頃、父と公園で遊んだ記憶が蘇って。
父との親子関係、アラフィフになった
今でも、日々アップデート中。