作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -9ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

以前、人と人との「距離感」に関するセミナーを

行いました。

患者さんとの距離が近づきすぎて嫌われたり、

逆に遠すぎてうまくいかなかったり、、、、

患者さんとの距離感だけでなく、

職場で会うありとあらゆる人との

心地よい距離感を探っていくセミナーでした。


私は考えるに心地よい距離感を探っていくのに

大切なことは

自分がニュートラルであることだと思います。

相手の反応に自分が、

振り回されて、

その度に自分の心が乱れていると

良い距離間を測ることができなくなります。

そういった、相手の反応に過剰に反応することなく

自分の中に平静さを保ちつつ

適切な距離感を調節する

そんなコミュニケーションスキルが必要になるかなと思います。



距離感が問題となる時というのは

下記のようなことが臨床上起こり得ます。


◻︎患者さんのやる気がないと、

ついついセラピストが自分のせいだと感じてしまう。

◻︎先輩や上司から怒られると、過剰に反応して嫌な気分を引きずってしまう。

◻︎他職種からクレームを言われると、
過剰に腹が立ってしまったり、

逆に必要以上に落ち込んでしまったりする。

こういった問題

実は自分と相手との距離感がキーワードになってくると思っています。

こういった課題を解決するために、

自分の問題と相手の問題を区別化することが大切です。


例えば、患者さんがリハビリに意欲を持ってくれない。

こういう時、

患者さんの問題は、リハビリに意欲を持って取り組まないことですが、

自分自身の問題は

それを見て自分の誘い方が悪いからだとか、

自分のコミュニケーション力が低いからだと思い自分を責めてしまうこと。

このように、自分の問題と患者さんの問題を分けて考えることが


大切です。

そして、問題を分けることで、

1つ1つについて、

どう取り扱っていこうか?

考えていくことができます。

問題がうまくいかない場合、

この自分の問題と患者さんの問題が

ごっちゃになっていることも多いものです。

この辺りの整理をすることで、

自分自身の中にニュートラルな状態を作ることができ、


次に適切な距離感を測る

余裕が出てくるものだと思います。




ここからはセミナーのご案内です!

3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

を企画しました。

臨床の中で、この人、なんでこんな事いうんだろう?


と思う瞬間、その瞬間をヒントにして

自分のこと。相手のことをより深く理解する。

そんなセミナーを行います。

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上のブログのようなコミュニケーションについてのメルマガも配信しています。


週1、2回配信しています。


人と人との距離感に悩むという人によく出会います。


距離感というのは、

人と関わる仕事をされる方はよく気にされる感覚かもしれません。

以前セミナーで参加者の一人が、

「学生さんと関わる時に、

距離感をつめて熱心に指導しているつもりが、

本人にはプレッシャーになってしまうのか、

指導すればするほど

萎縮してしまうんです。」

とこんな話をしてくださった方がいまして。



こういう感覚って私も感じたことがあります。

熱心に関われば関わるほど、

一見相手は引いてしまうように

思う。

そういう場面って結構あります。

どうしたらいいのか?

これもケースバイケースで、

一概にこれが正解だという

ことはないと思うのですが、


一つヒントとして考えているのが、

とにかくよく観察すること

だと思っています。

相手と自分の距離感について

よく観察し、

そして状況に応じて、

柔軟に対応を変化させていくということです。

例えば、

ちょっと強く言いすぎたなと思う時に、

相手の様子が少し

落ち込んだり、

萎縮している様子を察知したら、

すぐに

ねぎらいの一言を言う。

そういう関わり方一つでも

距離感というのは工夫できます。


私はそんな工夫をしています。


ここからはセミナーのご案内です!

3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

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と思う瞬間、その瞬間をヒントにして

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平成26年から毎年1回

埼玉県老人保健施設協会さんにて

多職種連携についての研修会をさせていただいております。

毎年研修させていただいているのですが、

毎年内容を少しずつ変化させて

取り組んできています。


その中でもいつも伝えていることが

職種や立場違う相手であっても

お互いわかり合おうとすることが

大切ですよ。

ということです。

当たり前のようなことではあるのですが、


他職種連携だからこそ、

相手のことをわかろうとすることが大切だと思います。

そんなエッセンスを

体験を通して伝えることができたかなー

と参加者の感想を読みながら振り返っていました。

以前の研修では、今困っている自分の問題を語り、

今度はそれを聞いた相手役の人がさらに、

その問題について他の人に伝える。

という伝言ゲームのようなワークを行いました。

このワークを行うことで

特に伝えたいことは、

相手の立場になって考えるということです。




日頃よく相手の立場に立って考える。

そういうことの大切さって

言われるかもしれませんが、

意外と日々の実践の中で

できているか?というと

なかなかできてないものです。


ワークの中ではそれを実際に

相手の問題を自分が語るということで

その場でやってみてもらい、

今までの自分のコミュニケーションを振り返ってもらうということをします。


このワークをやってもらうことで、

「日常の信頼関係が大切度感じた。」

とか

「各職種の役割をもっと理解したいと思った。」

などなど良いフィードバックがいいただけます。


こういう体験を通した気づきというのは、

言葉で説明する以上のものがあります。

みなさんいい表情で帰っていただけます。

多職種連携関係の研修会は今後もお話があればどんどんやっていこうと思っていますので、

もし興味があれば声かけてくださいね。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

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