作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -8ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「距離感が近い患者さんとの対応で困っています。」

こんな相談を聞くことがあります。


こないだのブログで、

距離感についての悩みでは、

(1)距離感が近すぎて、自分は違和感を感じる。

(2)仲良くなったと思ったら急に素っ気なくされたりして、距離感が掴みづらい。

この2つについて書かせていただきました。

今回は(1)の中でも

特に患者さんとの関係性で距離感について

悩む場合について書いてみたいと思います。


患者さんとの距離感

特に患者さんが妙に距離感を詰めてきて、困る時があります。

・やたら馴れ馴れしく関わってくる

・プライベートのことを根掘り葉掘り聞いてくる。

・プレゼントをやたらと渡してくる。

こんなパターンです。

患者さんと治療者の関係ですと、

ある程度距離感を保っておいた方が治療的になります。

あまり友達のような関係性を作ってしまうと、

相手に変な期待を抱かせてしまい、

治療関係がうまくいかなくなることも多いからです。

しかし、過剰に距離感を取っているように相手に感じられると、

相手は避けられていると思ったりするので、

距離感の取り方が難しいですね。


そんな時はある程度、施設のルールを明確にすると、

距離感について悩むことが少なくなります。


例えば、「患者さんから物は一切受け取らない。」

このようなルールは割と施設で決めているところも多いかと思います。

ルールを決めておくと、

患者さんとセラピストの間に一定の線が引けます。

ルールなので、これ以上は近づけませんよ。

とお互いの中で明確なルールができるのです。


そんな工夫を私はしています。

ここからはセミナーのご案内です!

3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

を企画しました。

臨床の中で、この人、なんでこんな事いうんだろう?


と思う瞬間、その瞬間をヒントにして

自分のこと。相手のことをより深く理解する。

そんなセミナーを行います。


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上のブログのようなコミュニケーションについてのメルマガも配信しています。


週1、2回配信しています。


「○○さんの距離感の取り方がよくわからない。。。」

こんな相談を聞くことがあります。

このような悩みの場合。

よくあるパターンとしては、

(1)距離感が近すぎて、自分は違和感を感じる。

(2)仲良くなったと思ったら急に素っ気なくされたりして、距離感が掴みづらい。


この2つが考えられます。

今回はまず(1)のパターンから考えていきます。

(1)のパターン。

友人関係や職場の人間関係でもよくありますが、

患者さんとの関係でもたまに感じることがあります。

自分はそれほど仲良くなっているつもりはないのに、

やたら近くで話してくる人や

仕事の関係なのでタメ口を使ってくる人

ボディータッチが多い人。

このような人と関わるのに


自分は心地よい距離感を作っておきたいのに

相手がどんどん距離感を詰めてくる。


こういう方との距離感の取り方をどうするか?悩んでしまう。

そんな時は、、

まず自分はどうありたいか?

を確認するようにします。



距離感が近づきすぎて

問題になることは、

そのことで、自分自身が、揺さぶられてしまうことです。

自分のよいステート(状態)を保てなくなってしまうのです。

それが、問題だと思います。




ですから、そういう時、

距離感が近くなることによって

自分がどう困っているのか?

日常でなにが問題になっているのか?

それについて検討するようにします。

「ただ、なんかあの人距離感近いなあ・・」

「なんか不気味だなあ・・」

で留めておくよりも、

そこから一歩考えて、

そのことによって自分は

どんな風にパフォーマンスが下がっているのだろうか?

そんな風に自分のことを

分析してみるといいと思います。

距離感が近いことによって

なにが困るのか?

なにを恐れているのか?

問題の根っこについて明確になると

逆に自分は次にどう行動すればいいのかが

見えてきます。



相手に近すぎて困りますということを伝えるのも一つですし、

相手が近づいてきても

自分はどこまでいっても距離感を変えない。

例えば相手が急にタメ口になっても自分は

敬語で話し続ける。

そういう対応の一つ一つが決まります。

私はそんな風に考えています。


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沈黙が怖い。居心地が悪い。

患者さんとのコミュニケーションにおいて、

先輩とのコミュニケーションにおいて、

後輩とのコミュニケーションにおいて、

こういう感覚になることがあります。


1対1のコミュニケーションの場面だと

特に相手が急に黙ったりしたり、

自分が話すことがなくなって、

沈黙ができたりすると急に

居心地が悪くなる。

そういうことがあります。


こういう時、無理して一生懸命何か話そうとすると

逆に自分が焦ってしまい、

話が浮ついてしまったり、

相手の反応が良く分からなくなってしまうことがあります。

ですので、こういう時こそ、

まず自分の中に平静さを取り戻す。

まず自分が落ち着く。

そういうことを意識するようにしています。

沈黙が怖くなると

ついつい何か話さなきゃ!

という方に意識が向いてしまい、

自分が平静でいられなくなってしまいます。

そうすると、相手が実は話そうとしていたことに気づけなかったり、

相手が何か考えている様子だったりすることに気づけなかったり、

こんな風に相手の様子がよく観察できなくなることがあります。

私は、沈黙になった時こそ、

まず落ち着こうとします。

自分が落ち着いていて、

良い状態を作れていれば、

今話をするところか?

それとも沈黙を保って相手話し始めるのを待った方がいいか?

そういう判断ができるようになります。

大切なのは自分のステート(状態)がどうなっているか?です。

沈黙があっても自分がいつでも

目の前の人の話を聞ける

目の前の人の反応を見ることができる。

そういう良いステートを保っていたいものだなと思います。

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