今回は、
「人を萎縮させない指導の仕方」
について書いていきます。
人に何かを指導する時
萎縮させず
心地よく承諾していただく。
例えば、遅刻が多い後輩に対して、
「遅刻するな」
というのではなく
「もう少し早く来れるかな?」
の問いかける。
こういう風に言い方をちょっと変えるだけでも
相手に伝わる印象は変わります。
ポイントは
否定文ではなく
肯定文で伝える事です。
「○○はダメ」
このように伝えるのではなく、
「○○してほしい」
このように伝えると
やんわりと伝わります。
私の臨床の場面では
歩行が不安定な方がいて、
急に立ち上がると
危険という場面があるのですが、
その方に
「急に立たないでください」
と言うより
「立つときはスタッフに声をかけてもられますか?」
こんな風に言います。
否定文ではなく
肯定文で依頼する。
基本的なことかもしれませんが、
自分の言葉遣いを少し見直してみると
案外改善のポイントがいくつかあったりしますので、
日常に取り入れてもらえると嬉しいなと思います。