作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -48ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「自分の話がわかりづらいと言われてしまいます。」


前回メルマガで、

話をして、「結局何が言いたいの?」

と聞かれてしまう。

そういう話を書きました。


このような一生懸命話していても

うまく伝わらない


そういうことはあるものです。

自分の話が伝わらない時


2つのパターンがあります。

(1)1つ目は

自分の話がざっくりし過ぎて

伝わらないパターンです。

話をする時になるべく簡潔に

結論を伝えようとはしているのですが、

なぜそのような結論になったのか?

なぜ、そう考えたのか?

そのような詳細が相手に伝わらず相手に理解を得られない。

というパターンです。


(2)そして2つ目は、先ほどとは、

逆で話が細かすぎ、詳細情報が多すぎて

伝わらないパターンです。


いろいろ丁寧に話はしてくれているのですが、

専門用語が多く、情報も多く

結局、結論はどうなのか?

聞いている自分はどうしたらいいのか?

それが伝わっていない場合です。


ここで大切なのは、

自分の話が伝わっていない時に、

(1)なのか(2)なのか



どちらで伝わっていないのか?

それを見極め事が必要です。

つまり、

より詳細情報を求められているのか?

より簡単な結論を求められているのか?

これを間違えると、

話せば話すほど、

相手に伝わらないということが

起こりえます。

ですので私は自分の話が伝わらなかった場合

(1)なのか(2)なのか

どちらなのかを見極めることから

やっています。


こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。

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『話をしていて、

「で、結局何が言いたいの?」

と言われてしまうことがあります。

どのような話し方をすれば、

自分の伝えたいことを

相手に伝えらえるでしょうか?』


このような相談を受けることがあります。

「で、結局何が言いたいの?」

このように言われてしまう場合

3つのパターンが考えられます。

1)自分でも何が言いたいのかわかっていない。

2)本当に言いたいことは、言いづらいことで言えない。

3)言いたいことがうまく伝わっていない。


まず、1)の場合ですが、

これは話しながらも、

あれこれ考えが浮かんできて

自分でも何がもっとも言いたいのか?

何がもっとも伝えたいことか

わからなくなっているパターンです。

この場合は、

「で、何が言いたいの?」

と聞かれたら

正直に

「自分でもちょっとわからなくなってきているんです。」


「自分でもちょっと頭が整理できていないんです。」


と正直に言ってしまうと

良いかと思います。

このように正直に言った方が、

相手も親切に、

一個一個話を聞いてくれたり、

自分の話を整理するのを手伝ってくれたりします。

なので、1)のように

自分でも考えが混乱している。

と思ったら

正直に言うのがいいでしょう。




次に、

2)の場合を考えてみます。

本当に言いたいことは、

言ってしまうと

相手の気分を害してしまったり、

怒らせてしまうかもしれない

と思うと

なかなか言えず

遠回りに話しているうちに

「で、何が言いたいんだ?」

と質問されてしまう。

そういうパターンです。


言いたいことがはっきりしている。

後は、どうオブラートに包んで伝える


そういう問題です。

オブラートに包みすぎると

相手に何も伝わらなかったり、

返って怒りを買ってしまったりするのです。



こういう時は、勇気を持って、

正直に言うしかないと思います。

どのような言い方をしたら、

怒られないか?

ではなく、

怒られる覚悟で話すのです。


「で、結局何が言いたいんだ?」

とまで言われてしまったら、

もう後には引けないと思うので、

ここまで言われた時は

私は正直に話すようにしています。


3)の場合は、伝え方のテクニックになってきます。

言いたいことはあるが

結論が伝わっていない場合です。


これは、情報が詳細に伝え過ぎて

結論が伝わっていない時に起こるパターンです。

この時は、細かい情報は

一旦置いてまず結論から伝えるように

するも良いのです。


しかし、私が気をつけた方がいいと思うことは、

一見自分では3)のつもりで、

自分の伝えたい事ははっきりしているつもりでも、


よくよく振り返ってみると

1)や2)だった。

つまり自分の考えがよくまとまっていなかったり、

ちょっと言いづらいことがあったり

そういう事があるかと思います。


それに気をつける事が今回のコツかと思います。


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先日私の職場で

人への伝え方について

とある話をしていたら、

とても興味を持ってもらえた話題がありました。

それはこんなことです。

「複雑な人間関係を説明する時は

どのような伝え方があるでしょうか?」

このような相談をいただくことがあります。

リハビリ職者が人に何かを説明する時に、

複数の人間関係について説明する時があります。

例えば、

私がAさんと話をしている時に


横からBさんがその話題に入ってきて、、、、

みたいな話題であったり、


患者さんと家族がいて、


患者さんは○○と言っているけど

家族は△△と言っている、、、、

のような話を説明する時です。


このような何人かの登場人物が出てきて、

複雑な話をする場合

一つの工夫として、


手を使うというコツがあります。


手を使って目の前の空間に

AさんとBさんを登場させ

想像させながら話をするのです。



例えば右側に手を動かしながら

Aさんを設定し、

左側に手を動かして

Bさんを設定するのです。


そうして、あたかも

右にAさん左にBさんがいるかのように

話をすると、

聞いている人に

話し手、Aさん、Bさんの

位置関係を

想像しながら聞くことができて

話しの理解がしやすくなります。


ちょっとしたことなのですが、

とても大きな違いがあります。


これはメルマガという文章だけのメディアでは

かなり伝えづらいコツだとは思うのですが、

何かヒントにしていただけたら

大変嬉しいです。

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