作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -38ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「後輩に覇気がなくて困っています。

やる気にするにはどうしたらいいでしょうか?」


このような相談を受けることがあります。


後輩をやる気にさせるには、どうしたらいいのか?

人を育てる時に、よくぶつかるテーマだと思います。

こんな時、

後輩と自分とのコミュニケーションを見直してみます。


日頃、後輩のことを考えるとき、

自分から見た後輩の姿ばかりを想定していることがあります。

これを第1ポジションからの見方といいます。

第1ポジションからみて、

「覇気が無い」

「やる気が感じられない」

と思うのです。


ここで、

視点を切り替えて、

後輩から自分自身を見た時に

自分はどのように映っているだろうか?

と想像するのです。

後輩から見た自分の姿を想像する。

これを第2ポジションからの視点といいます。

後輩から見て自分自身は、

意欲を上げてくれる人なのか?

怒ってばかりで、意欲を下げる人なのか?

どんな風に見えるのだろう?

これを想像するのです。

こんな風に考えてみると、

自分はいつも後輩の前で

怖い顔ばかりしているのかもしれないし。

逆に後輩の前で、だらしなくしているのかもしれません。



私自身の例をあげると

以前後輩の意欲をあげようと

一生懸命話していたのですが

後で、「杉長さんの顔が怖くて

怒っているかと思っていました。」

と言われたことがあります。

自分が一生懸命になればなるほど、

相手に怖い印象が伝わってしまうこともあるのだと、

勉強になった出来事でした。

自分が相手からどう映っているか?

それを少し考えてみるだけで、

声かけの仕方を工夫できるかもしれません。

後輩への声かけを悩んだら

少し相手からどう見られているのかを

見直してみてはいかがでしょうか?



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次回セミナー情報
平成31年3月31日(日)
自分の想いを探るワークショップ
ー説得力のあるコミュニケーション力を身につけて仕事をスムーズにするー

セミナー情報はこちら





現在こんなセミナーを企画中です。

「自分の想いを探るワークショップ

ー説得力のあるコミュニケーション力を身につけて仕事をスムーズにするー」

対人援助職の仕事というのは人のことを大切にするが故に自分のことはないがしろになっちゃいがち。

そんなことをここ何年かずーっと考えていました。

今回はそういうところから発想して、徹底的に自分自身を探るようなものをしたいなーと考えています。


まだ募集ページは作成してませんが、
なんとなく面白いものができそうな気がしてワクワクしています。
「上司や先輩との付き合い方。

コミュニケーションの取り方に困っています。」


このような相談を受けることがあります。

上司や先輩とのコミュニケーション

多くのセラピストが一度は現場で困ることだと思いますが、

PTやOTの養成校では、


この問題についてどのようにしたらいいのか?

教えてもらったという人はいないかと思います。


私もこのようなことは教わったことがないので、

現場で大変困りました。

患者さんとの付き合い以上に

職場の人間関係に困ったのです。


先輩や上司との付き合い方を考えていくとき、

どこの社会でも難しさというのもはあると思いますが



リハビリ業界特有のことというのはなんでしょうか?


私が思うに、

患者さんとの人間関係で悩むことは正当な悩みとされても、

先輩や上司との人間関係で悩むことは、

あまり大きな問題とされないこと。

こんな特徴があるように思います。



私が、多くのセラピストとセミナーで関わってみて、気づいたことですが、

「患者さんとの関係で悩むならいいけど、

先輩のことくらいで悩みたくない。」

こんな発言を何度か聞いたことがあります。

しかし、このように大きな問題とされないからこそ、

ちくちくこのような先輩や上司とのコミュニケーションがストレスになって、

リハビリの仕事が嫌になってしまう人もいるのではないかと思います。

問題があるのに、ないかのように

振舞おうとするからこそ、

よりストレスになったりするのです。


だからこそ、上司や先輩との関係は、

スムーズに解決する糸口を見つけたいものですね。


先輩や上司の付き合い方に悩む時

やったほうがいいと思うことは、

「自分はその先輩に対して、どうありたいのか?」

を考えることだと思います。

苦手な人間関係がある時

ついつい、

「どうして相手は○○してくれないのだろう?」

そういった考えになってしまいますが、

相手に何かを求めるのではなく、

相手の対応に対して

自分はどういう自分でいたいのか?

これを明確にするようにしています。

例えば、

「何かにつけて、高圧的に怒ってくる先輩セラピスト」がいるとします。

そういう時

「なんで怒ってくるんだろう?」

「なんで、優しく言えないのだろう?」


そう考えるのではなく、

「怒ってくる先輩に対して、

自分はどうありたいのだろう?」

と考えるのです。

「少しは言い返す自分でいたいのか?」

「いくら怒られても笑顔で大人の対応ができる自分でいたいのか?」

自分はどうありたいのか?を考えます。


こう考えていくと、

対人関係の問題も人のせいにするのではなく、

自分がどう物事の見方や対応の仕方を変えられるか?

という視点に変わります。

そして、こう考えたほうが、

結果的には自分自身のモチベーションも上がるものです。

対人関係の問題を通して、

自分のモチベーションが上がるポイントを見つけられたら、しめたものですね。

私は対人関係に悩む時はこんな風に考えています。


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