作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -14ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

ここ3回までのブログでは、


何故、自分がコミュニケーションに関する情報発信やセミナーをやってきたか?

について書いてきました。

今日も引き続きそう言ったことについて書いて行きたいと思います。

私が初めてリハビリ職向けのコミュニケーションセミナーを始めたのが

2011年の1月でした。

その時から、私がセミナーにおいて一貫して実践してきたことがあります。

それは、ワーク主体のセミナーにするということです。


これは私自身が、NLPのセミナーを受けて

非常に有効だと思ったので、

自分自身のセミナーでも取り入れるようしているのです。

私のセミナーは5時間あれば、だいたいその半分以上は、私の講義というより

参加者同士で2人組ないし3人組になり、ワークをする時間にあてています。


これは、コミュニケーションスキルを身につけるという時に


講師の話を聞く時間以上に


参加者自身が、自分の話をしたり、

1対1の中で他の人の話を聞くということが、

とても有効だからです。

コミュニケーションというのは知識を取り入れれば、なんとかなるという単純なものではないと私は思います。

それよりも、自分が、気づき得ることが大切です。

「あっそうか!自分のコミュニケーションってこういう癖があったのか!」

と気付いたり、

「あっそうか!自分は本当はこんな風に人と関わりたかったのか!」

と気付いたり、

そういう気づきです。

対人関係における気づきがあれば、

日常のコミュニケーションが変わります。


そのようなセミナーに来て本当に意図の意識が変わるような時間を作りたくて、

私はワーク主体のセミナーをずっとやってきました。


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令和1年6月23日(日)

マンネリや停滞感を打破する目標設定術
「生活期維持期に特に役立つコミュニケーションスキル」


停滞感やマンネリを打破する目標設定術.JPG



私がNLPを用いたリハビリ職向けのコミュニケーションのセミナーを始めたのは

2011年です。


最初は、私の友人に埼玉県作業療法士協会の学術部の仕事をしている人がいたので、

その彼に相談したのがきっかけでした。

「なんか勉強会とかやってみたいんんだよねー」

そんな感じでした。

そしたら、その彼は「全然できますよ!」

みたいな軽いノリで、

「学術部にも言えば、

広報もできますよ!」

みたいにすぐに協力してくれました。


その頃、私は、もちろん、

外部で勉強会やセミナーなど

自分が受けることがあっても

人に伝えるようなことは

ありませんでした。


そんな私でしたが、

「ただ何か人前でやってみたい。

学んだNLPをもっと活かす場所を作りたい。」

そんなことを思っていました。

今思えばそんな自分の背中を押してくれた彼に感謝です。


それと同時に

「自分自身も臨床に出てコミュニケーションにすごく苦労した。」

「さらに、こんなに苦労する割には誰も教えてくない。」

こんな思いを持っていました。


学校や教科書では、

具体的な患者さんの治療法や訓練方法などは

ある程度教えてくれますが、

そこに至るまでの

患者さんとのコミュニケーションとの取り方

他職種とのコミュニケーションとの取り方

同僚とのコミュニケーションの取り方

までは教えてくれません。


特に困ると思ったことは、

患者さんとのコミュニケーションとの取り方以上に困るのが

他職種や同僚など

同じ職場で働くスタッフとのコミュニケーションです。

なぜなら、患者さんとの関わり方は

ある程度、その患者さんの抱える疾患の特徴を理解したり、

スタッフ同士で

関わり方について相談したり、

そう言ったことができます。


ところが、一緒に働くスタッフとのコミュニケーションというのは、

別に一人一人のスタッフにカルテがあるわけではありませんし、

場合によっては、

「○○さんとうまくいかないんだけど、、、」

こんな相談って、しづらい環境も多くあります。

陰口を叩かれたり

なので、臨床で働いていて、

いろんな人との困ったコミュニケーションについて

一緒に学び会える環境を作ろうと思った。

それが、私の動機です。


この動機は今でも変わっていません。

いまでもリハビリの現場では、

色々なコミュニケーションがあって、

その中で、悩んだり、苦労している方もいらっしゃると思います。

そう言った方のために少しでも

解決のヒントが得られるようなことを

セミナーやメルマガで

お伝えしていきたいなーと

日々思っています。


今日は、私がセミナーを始めたきっかけについて

書かせてもらいました。


次回はより詳細に

セミナーで、どんなことを伝えているについて、

書いていけたらな

と思っています。

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令和1年6月23日(日)

マンネリや停滞感を打破する目標設定術
「生活期維持期に特に役立つコミュニケーションスキル」


停滞感やマンネリを打破する目標設定術.JPG


前回からブログにて、

私自身がなぜこのようなコミュニケーションについての発信やセミナーを

やっているのか?

そのようなことについて書いております。


前回のブログでは私自身がNLPという心理学を学び始めた理由について

書かせてもらいました。

私がNLPを学び始めたのは27歳、臨床4年目の時でした。

学び始めて最初にかなり衝撃を受けたことは、

「あなたの欲しい成果は何ですか?」

と自分自身の目標について

何度も学びの中で問われたことでした。

NLPは目標を達成する心理学です。

ですので、まず自分が何を望んでいて、

それはどのようなもので、

もし達成したとしたら、どのようになるのか?


そういったことについて何度も問われたことがあります。

今でも記憶に残っているのが

あるセッションの中で

「私の目標は患者さんが笑顔になるような治療環境を作ることです。」

こんなことを自分が語った時に

ガイド役の人から

「それで、杉長さん。あなた自身の目標は何ですか?」

と何度も聞かれたことでした。

私自身としては、この成果を達成したいと

思い、話していたつもりだったのですが、

ガイドの人には、私が本当にそれを望んで話しているようには

見えなかったようでした。

それで、何度も何度も

「あなたの欲しいものは何ですか?」

と聞かれたのです。

私には、このような体験がとても印象的でした。

自分自身が欲しい成果について

興味を持って、まずそこから取り扱っていく。

そういうセミナーってPTOTSTの世界ではあまりありません。

なぜなら、PTOTSTのセミナーというのは、

基本的にまず患者さんがいて、

その患者さんに対して、

どうするか?

というからスタートしているからです。

そのやり方が、良くないとは全く思いませんが、

セラピストである自分自身が望んでいるものは何か?

そこに強い関心を持つNLPのセミナーは

非常に面白いと思った記憶があります。



私は2011年からNLPを使ったコミュニケーションセミナーを行っています。

私が、このようなことをやり始めたきっかけはこのようなところにあります。


つまり、セラピストは患者さんのことはいろいろ考えたり

勉強することはあるけど、

それを行う自分自身については

あまり学ぶことがない。

そして、リハビリをするセラピスト自身に、

興味を持ってくれるセミナーもあまりない。

その事が、私の強い動機になりました。


だから、まず自分自身のことについて理解するような

コミュニケーションのセミナーをやりたい。

そう思って今までやってきたのです。


セラピストって基本的に人に関わる仕事なので、

人に興味があるし、

優しくて思いやりがある人が多いです。


しかし、その反面、ケアをする自分自身については

人にかける関心ほどは関心をもっていなかったり、

自分自身をケアするとか

自分自身に注目してあげるとか

そういうことは少し少ない気がしています。


しかし、臨床でコミュニケーションにつまづく時

多くは、まず自分自身のケアをしたり、

自分の目標をかくにんしたり、

そういった事で解決できる事も多いです。

私はそんなことを伝えたくて

ずっと情報発信をしております。

まだまだ書きたいこともありますが、

今日はこの辺にしておきます。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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