私自身がなぜこのようなコミュニケーションについての発信やセミナーを
やっているのか?
そのようなことについて書いております。
前回のブログでは私自身がNLPという心理学を学び始めた理由について
書かせてもらいました。
私がNLPを学び始めたのは27歳、臨床4年目の時でした。
学び始めて最初にかなり衝撃を受けたことは、
「あなたの欲しい成果は何ですか?」
と自分自身の目標について
何度も学びの中で問われたことでした。
NLPは目標を達成する心理学です。
ですので、まず自分が何を望んでいて、
それはどのようなもので、
もし達成したとしたら、どのようになるのか?
そういったことについて何度も問われたことがあります。
今でも記憶に残っているのが
あるセッションの中で
「私の目標は患者さんが笑顔になるような治療環境を作ることです。」
こんなことを自分が語った時に
ガイド役の人から
「それで、杉長さん。あなた自身の目標は何ですか?」
と何度も聞かれたことでした。
私自身としては、この成果を達成したいと
思い、話していたつもりだったのですが、
ガイドの人には、私が本当にそれを望んで話しているようには
見えなかったようでした。
それで、何度も何度も
「あなたの欲しいものは何ですか?」
と聞かれたのです。
私には、このような体験がとても印象的でした。
自分自身が欲しい成果について
興味を持って、まずそこから取り扱っていく。
そういうセミナーってPTOTSTの世界ではあまりありません。
なぜなら、PTOTSTのセミナーというのは、
基本的にまず患者さんがいて、
その患者さんに対して、
どうするか?
というからスタートしているからです。
そのやり方が、良くないとは全く思いませんが、
セラピストである自分自身が望んでいるものは何か?
そこに強い関心を持つNLPのセミナーは
非常に面白いと思った記憶があります。
私は2011年からNLPを使ったコミュニケーションセミナーを行っています。
私が、このようなことをやり始めたきっかけはこのようなところにあります。
つまり、セラピストは患者さんのことはいろいろ考えたり
勉強することはあるけど、
それを行う自分自身については
あまり学ぶことがない。
そして、リハビリをするセラピスト自身に、
興味を持ってくれるセミナーもあまりない。
その事が、私の強い動機になりました。
だから、まず自分自身のことについて理解するような
コミュニケーションのセミナーをやりたい。
そう思って今までやってきたのです。
セラピストって基本的に人に関わる仕事なので、
人に興味があるし、
優しくて思いやりがある人が多いです。
しかし、その反面、ケアをする自分自身については
人にかける関心ほどは関心をもっていなかったり、
自分自身をケアするとか
自分自身に注目してあげるとか
そういうことは少し少ない気がしています。
しかし、臨床でコミュニケーションにつまづく時
多くは、まず自分自身のケアをしたり、
自分の目標をかくにんしたり、
そういった事で解決できる事も多いです。
私はそんなことを伝えたくて
ずっと情報発信をしております。
まだまだ書きたいこともありますが、
今日はこの辺にしておきます。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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