自分と違うタイプがいることも心得よう! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

さて、このところブログでは、

全5回にわたり、


他職種連携のコツについて書いております。

他職種連携については、毎年埼玉県老人保健施設協会さんで

研修をさせていただいております。


今年も7月に研修会がある予定です。

関心のある方は是非参加して見てください。


さて、今回のテーマは


「自分と違うタイプがいることも心得よう!」


ということで書いていきます。


他職種連携が必要な場面で働いていると、

自分と違うタイプの人と出会うことがあります。


今までもブログで何度か書きましたが、

まず人のコミュニケーションのタイプとして、

視覚型、聴覚型、体感覚型

と3つのタイプがあります。

他にも、何かの課題について、

目標を達成する方がモチベーションの上がる目標到達型の人。

問題を回避する方がモチベーションの上がる問題回避型。

こんなタイプの違いもあります。

コミュニケーションの取り方には色々違いもあり、

さらに職種によって、

その人たちが土台として、

大切にしていることにも違いがあるので、

他職種連携でのコミュニケーションをおいて、

自分と違う考えの人がいるのは当然です。




しかし、そうはいっても、

他職種に何か伝えるとき

これくらいはわかってもらえて当然。

これくらいは当たり前にわかるだろう。

そんな風に思って伝えて、

うまく伝わらない。

そういう失敗を

自分自身は

今まで何度もしてきました。


特に自分にとって

「これはいいアイディアだ!」と

思っていると、

「これに納得しない人なんていないんじゃないか?」

と思い込むようになってしまうのです。


なので、自分の話がまさか伝わらない

とは思わない。

そんな事態になるのです。


以前、私の職場でのことです。

今まで作業療法士だけでやっていた

パワーリハビリの機械の操作を

他職種にもやってもらたいとお願いしたことがありましたが、

「そんなのできない。難しい。

もし事故でもあったらどうするんだ。」

こんな感じで猛反対をされたことがあります。


自分としては、これくらいのこと

別に作業療法士でもできるし、

ある意味作業療法士とかリハ専門職でなくても

運動ができるようにパワリハの機械ってあるようなものなのに、

なんで反対されるかわからない。

そんな思いになったことがあります。

確かにこのとき、

自分にとっては、

これくらいのことでまさか誰も

反対する人はいないだろう。。。

それくらいに思っていたのかもしれません。


しかし、人は経験したことないことは

誰でも怖いものです。

いくら私が、「これくらい誰でもできる」

と思っていても

相手もそう思ってくれるかどうかは当然別の問題で、

もっと相手の事を配慮して、

話を進めていけばよかったなと

反省したものです。


他職種連携でうまくいかないのは、

「これくらいわかってくれるだろう」

「これくらい説明しなくても大丈夫だろう。」


「これくらいやってくれるだろう。」

このように油断した時が特に

落とし穴です。

私はそんな風に思っています。

ですので、相手は自分とコミュニケーションのパターンも違うし、

職種が違うと経験も違うので、

ひょっとしたら全然自分のいうことが

伝わらないかもしれない。

常にこのことを配慮して

コミュニケーションを取り続けることが大切だなー

と日々思っております。



こんな感じのメルマガを週2回くらいのペースで書いています。

☆メルマガ情報
メルマガ配信しています。


☆セミナー情報
令和1年6月23日(日)

マンネリや停滞感を打破する目標設定術
「生活期維持期に特に役立つコミュニケーションスキル」


停滞感やマンネリを打破する目標設定術.JPG