書くことを面倒がらずにやってみよう! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

前々回から他職種への伝え方シリーズということで、

書いています。


今回のテーマは

「書くことを面倒がらずにやってみよう!」

です。



多職種連携の場面で、

人に情報を伝えるとき、

何か紙に書いて伝える。

このことを大切さを最近特に感じています。


口で言えばわかるでしょ?

そう思うようなことで、

簡単なメモを書いて、

人に配って、それを見せながら伝える。

そういう工夫って大事です。

例えば、


「○○さん。今日から歩行はシルバーカーを使ってください。」

これくらいの情報であったとしても、

それを口頭で伝えるだけでなく、

付箋に書いて配ったり

メモを書いてみんなが見えるところに貼っておいたり、

そういう工夫が大切です。

実は私、以前はそんなことしなくても、

一度口で伝えたのだから、

そんな手間をかけなくても大丈夫だろう。

伝わるだろう。

そう思っていました。

しかし、伝えたはずなのに伝わっていない。

とか

言ったはずなのにみんな忘れている。

そういう場面に何度も出くわしました。


そこで、

メモに書いたり、

文字に書いて

口頭でも伝えるし、

文章でも伝える。

この二つを使うようにしたら、

以前より、自分の伝えることが

伝わりやすくなったのです。

これは、単純に、耳だけの情報だけでなく、

目でも確認できる。

という二つの感覚器を使って伝えているから

わかりやすい。

ということもあるのでしょうし、


言葉で話した情報は、

その人の頭に記憶させるしか

情報を残す方法はないけれど、

メモや文章は、聴く人の記憶力に頼らず

情報を残すことができる。

そういった点にあるのだと思います。


ただ伝えるとか

とりあえず言いたい事を言う。

という意識ではなく、

相手にわかってもらう工夫をすることが

大切っていうことなんだろうな。

ということだと思います。


特に多職種連携ですと、

同職種同士の会話以上に、

伝える情報は丁寧に噛み砕いて

わかりやすくすることが、大切です。


これくらい当たり前と思っていても、

「何その言葉?」

「知らない

どういう意味?」

って言われたりします。



結構リハ職だけが、

よく使っている専門用語もあります。



こういった専門用語なんかも、

メモや文章なんかで伝える

と、

あとで、わからなかった人が

「これってどういう意味?」

って

聞き返してくれることがありますが、

口頭だけの説明だと、

「何か難しい専門用語が出てきたな?」

と思っても、

話の流れを理解しようと必死なので、

「それってどういう意味?」

って聞き返してくる人は

少なくなります。




という訳で多職種連携の場面では、

面倒がらずに書いて伝えることを意識していきたいものです。


今日も読んでいただきありがとうございました。

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