他職種への伝え方シリーズ 結論から伝えよう! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

今回からは、他職種への伝え方シリーズということで、

書きます。

効果的な他職種への伝え方のコツについてご紹介します!

最初のメルマガでは、

「結論から伝えよう!」

というテーマで書きます。

他職種連携の場面において、

人に何かを伝える場面では、、

結論から伝えると、伝わりやすいです。


例えば、他職種に患者さんのリハビリへの誘導したい場合。

先に

「お願いがあります。

○○さんのリハビリへの誘導を

13:30にお願いできませんか?

なぜなら、、、」

と最初に、お願いしたいことを伝えて、

それからその理由を伝えていくのです。


ところが、これが案外現場だと難しい。

それは、こちらに遠慮がある場合です。

「こんなこと、看護師さんに頼むなんて申し訳ないな。」

「こんなこと頼んだら、自分でやれよ!って思われちゃったらどうしよう。。」


そんな思いがあると、

最初にお願いしたい結論を持ってくることが

できなくなります。


「○○さんなんですが、この方いつも13:30のリハビリの時間なんですが、

ちょうどこの時間スタッフ数が少なくて、、

本来ならこちらで誘導に行くところなんですが、、、

ゴニョゴニョゴニョゴニョ、、、」


なんていう風になかなか結論を

伝えられず、

いろいろな言い訳から話が始まってしまったりします。


これだと、相手に


「えっ?で、何が言いたいの?」

こう思われてしまいます。

ですので、相手に遠慮する気持ちがあったとしても

相手に伝えたいことがあるときは、

まず結論から伝えるように工夫すると良いと思います。


もう一つ、始めに、結論を言いづらい状況として、

自分の出した結論にちょっと自信がない時。

というのがあります。

例えば、

「○○さんて、歩行状態どうなの?

歩けるの?」

こんな風に聞かれた時に、

バシッと

「自立歩行で大丈夫です。」

とか

「自立歩行は難しいですね。」

こんな風に、自分の結論を自信を持って言える場合はいいのですが、

その結論に自信がなかなか持てない場合。

「そうですねーー普段はいいんですけど、

日によって違うというか、、、ゴニョゴニョ。。。」

と話してしまい、

相手に「で、結局どうなの??」

なんて思われたりします。

なので、こういうときは

「自分もちょっと迷ってるんですが、、」

とか

「ちょっと微妙だと思ってるんですが、、」

とか

その自信のないという結論を先に伝えると


話しやすいんじゃないかと思います。



そんなわけで、

今日は、他職種に伝えるときは、

「結論を先に伝える。」

そんなことを書いてみました。

これから4回にわたり

他職種への伝え方シリーズというのとでお伝えしていきます!


こんな感じのメルマガを週2回くらいのペースで書いています。

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