いつもどうしているの?と対処を聞いてねぎらおう! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

前々回から意欲を引き出す質問術という事で、

人とコミュニケーションを取るときのいろいろな質問術について

お伝えしています。

3回目の今日は


「いつもどうしているの?と対処を聞いてねぎらおう!」



というテーマです。


今回のテーマは対処を聞く質問です。

患者さんや同僚でも、

なにかの苦労話を聞いた時。

「いやーそれは大変でしたね。

今までどうやってきたのですか?」

とそれまでやってきたその人なりの

対処を聞く質問です。

例えば、患者さんが、

「足が悪くてね。こっちの足がなかなか動かなくて困っているよ。」


こんな風に話している時に、


「いやー足が動かないなんて、大変ですね。

片方の足が動かない中今までどうやってきたんですか?」


こんな風に聞きます。


こうやって聞くと

「こう動かないなかでも何とか、

動け動けって声かけて、

少しでも使うようにしてきたんだよー」

こんな風に答えてくれたりします。

そこで、

「なるほど、今までいろんな工夫をされてきたんですねー」

みたいな感じで今までその方が努力してきた過程について

話をふって、その方今までいかに

動かない足の中で苦労や工夫をして

頑張ってきたのか?

そのことについて意識を向けてもらうのです。


こういったコミュニケーションは

人に、今抱えている問題点ではなく、

それに対して自分がどう頑張ってきたか?という


その人のリソース(いいところ)に

意識を向けることができます。

このような質問をすることで、

人の意欲をあげて行くことができるのではないでしょうか。


今日も読んでいただきありがとうございました。



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