「他部署の前でリハの意見を言わなければならず、とても緊張します。」
このような相談をいただくことがあります。
このような自分が緊張するような場面で、
良いパフォーマンスを出すために、
使えるテクニックとして、
「アンカリング」があります。
「アンカリング」とは
自分にとって、「良い状態」を
身体の中に覚えておいて、
必要な時にいつでも取り出すというものです。
他職種の前で意見を言うなど緊張を要する場面で
過去自分が良いパフォーマンスを出していた時の状態を
自分の中に作りだす。
そんな方法です。
このように書くと非常に
難しいように感じるかもしれませんが、
それほど難しいことではありません。
思い出すだけで、自分の気持ちが明るくなったり、
心が踊り出したり、
幸せな気持ちになったり、
そのような自分にとって、
良い感覚を引き起こす過去の体験を
探しておくのです。
緊張しそうな時こそ、
自分を良い状態にすることに意識を持っていきます。
「アンカリング」を使って
自分の中に「良い状態」を作り出すのです。
あとは、なんといっても、
「準備」をしっかりする事だと思います。
「準備」といって、
資料をたくさん作る
とか
話す練習をするとか
単純にそう言う事ではなく、
自分で「自分はしっかり準備できた。」
そういう感覚が得られるまでやる
ということです。
そのような感覚が持てるまで、
「準備」できると
これもまた自分の中に
「良い状態」を作ることができます。
「アンカリング」にしても
「準備」にしても
自分を「良い状態」にするということが
とても大切なのです。
緊張する時、人は「失敗すること」
に意識が行っています。
「失敗すること」ではなく
「自分を良い状態すること」に
意識を向けるのです。
それが、緊張しそうな時
人前で話すコツではないかと
考えています。
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