「部下と自分では職種が違い教育が難しいのですが、、、 」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「部下と自分では職種が違い教育が難しいのですが、、、 」



このような相談を受けることがあります。



前回は上司の職種が違うと、、、

という話でしたが、

今回は部下の職種が違うパターンについて

考えてみます。

部下の教育について、悩む時

2つのパターンがあります。

(1)1つ目は、医療人、社会人としてどうか?

というような全職種共通の教育についての悩みです。

(2)そして、二つ目がその職種にどうあってほしいか?

というようなその職種固有の教育についてです。

(1)の全職種共通の教育についての悩みの場合。

例えば、社会人としてのマナー、挨拶、遅刻、欠勤をしない。

とかそういったことの教育の場合。

これは、部下の職種が違うからと

気を使う必要はないと思います。

同じ職種の後輩を教育する時と、

同じように教育すれば良いのだと思います。


困るのは(2)のパターンです。

その職種固有の教育について悩むことがあります。

例えば自分はPTだけど、

後輩にOTがいて、

他に先輩のOTもいないので、

OTとしての教育をどうしたらいいのか

わからない。

こういった場合です。

PTの自分から見ると

後輩のOTがやっていることは、

OTっぽくないのだが、

どう教育したらいいのかわからない。

そんなパターンです。


こんな時

私は、

「どこまでを自分の問題とするのか?」

それを自分で決めることが大切だと思います。


「どこまで、」

というのは、

他職種の後輩について

その後輩の職種としての専門性まで

自分が育てる!

とするのか

その後輩に期待することを伝える程度にする!

とするのか

それとも、その職業固有の教育については

自分は手を出さない。

とするのか。


自分の中でどこまで教育したいのか?

を決めるということです。

自分はどこまで、どう教育したいのか?

を決めるのです。


教育というのは、なかなか気長な作業です。

相手にこうなってほしい。

と思っていても、

すぐに結果が出るとは限りません。

なかなか相手が思ったように変わってくれない時に、

やきもきしたり、

イライラしたり、

教育の難しさを感じるものです。

これを解決するには、

まず自分がどこまでやりたいのか?

自分の立場をはっきりすることだと思います。

まあこれは、部下が他職種である。

ということに限らず

広く一般に人を育てる時はそうなのかもしれませんが、

自分はどこまで、教育したいのか?

これを考えることから

私はやっています。

今日も読んでいただきありがとうございました。

こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。

他にも読んで見たい方。

下記リンクから登録よろしくお願いいたします。

メルマガ登録はこちら

次回セミナー情報
平成31年3月31日(日)
自分の想いを探るワークショップ
ー説得力のあるコミュニケーション力を身につけて仕事をスムーズにするー

セミナー情報はこちら