「自分の考えをうまく伝えるにはどのようにしたらいいでしょうか?
喋っているうちにまとまらなくなってしまいます。」
このような相談を受けることがあります。
喋っているうちにまとまらなくなる。
このような時、多く考えられることは、
実は自分の中に言いたいことが無い。
ということがあります。
言いたいことが無いのに、話し始めてしまう。
そういう時って喋っているうちに
自分の話がまとまらなくなるのです。
最終的に自分の話をどこに持っていって良いかわからず、
あれこれ言っているうちに
話がまとまらなくのです。
不思議なもので、
このように実は言いたいことがない。
または言いたいことがまとまっていないのに関わらず
話し始めてしまうことというのは
よくあるものなのです。
では、なぜ、言いたいことが無いのに関わらず
話し始めてしまうのでしょう?
それは、「なんか言いたいことがある。」
そういう感覚を感じているからです。
これを伝えたい。
そのようなメッセージより先に
「なんとなく言いたい。」感覚。
そういったものが出てくることがあ
のです。
メッセージより感覚を先に感じるということです。
このような時は、この感覚的に感じていることを
言葉にしていくといった作業が必要となります。
もし時間的猶予があるのであれば、
その感覚のまま話し始めるのではなく、
その感覚を十分に感じて、
自分は何を言いたいのか?
じっくり探ってみると良いかと思います。
このような感覚をNLPの心理学の用語では、
「パート」といいます。
自分の中に何か別の人格のようものがあり、
それが何かを伝えたがっている。
という設定で物事を考えるのです。
そしてその何かを伝えたがっている自分の中ある「パート」と会話をするように
自分は本当は何が言いたいのか?
を対話するように聞いてみるのです。
この時のコツは、
このパートとの会話の時は
論理的に何か答えが出てくるというより、
何か感覚的に感じていることを
そのまま言葉にするようにしてみます。
そういうやりとりを自分の中でじっくりしてみると、
だんだんと自分が本当に言いたかったことがまとめってきます。
今日の話が皆さんにとって何かヒントになれば嬉しいです。
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