「論理的に説明するにはどうしたらいいでしょうか?」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「論理的に説明するにはどうしたらいいでしょうか?」

このような相談をいただくことがあります。

論理的な説明。


論理的にバシッと説明できると

かっこいいですよね!


自分の考えや患者さんの状態について

論理的に説明できる

そんな伝え方をしたいと

思っているセラピストの方は結構いらっしゃるように思います。

論理的に説明する。

とはどういうことなのでしょう?


論理的と反対に使われるのが


「感覚的」です。


感覚的な説明。

例えば、

「なんか良いなと思いました。」

とか

「なんかダメだと思います。」

このような伝え方だと、

感覚的で分かりづらいと

思われます。


論理的に伝えるには、

「○○だから、□□だと思います。」

という構造を使って伝えることです。

何を言う時にも、

その根拠を明らかにして伝える。

それを意識すると

伝え方が良くなってきます。


例えば、介護士さんに介助方法を教えるとします。


例えば椅子からの立ち上がりの介助。

「立つ時に脚をちょっと引いてもらってから


立ってもらうと、

なんか良いですよ。」

というよりも


「人というのは、立ち上がる時

膝が90度より伸びていると立てないんんですよ。

膝が少し曲がっている方が立ちやすいんです。

なので、立ち上がりの介助の時もちょっと脚を引いてもらってから、立ってもらうと

やりやすいですよ。」


例えばこんな感じです。



なので、「なんか」で済ませてしまうところを

必ず「なぜそうなのか?」

根拠を伝える習慣を作ること。

それが、論理的に説明するために

最初に工夫するべきポイントかと思います。


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