とても感情的な人がいて、その人との付き合い方に困る。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「職場の人間関係で困っています。

とても感情的な人がいて、その人との付き合い方です。

その人に合わせて、自分の話し方や伝え方を工夫したり、

コミュニケーションのやり方を変えたりしていますが、

なぜ、自分がここまで気を使わないといけないのか納得がいきません。

患者さんとのコミュニケーションであれば、

自分が工夫して、うまく関係を作れるようにしようと思えますが、

同僚とのコミュニケーションだと、そうは思えません。」

このような相談をいただくことがあります。

コミュニケーションの問題という時。

患者さんとのコミュニケーションだけでなく、

一緒に働く同僚や他職種とのコミュニケーションの問題を抱える人も多いかと思います。


こんな時、

なぜ、自分ばかりが相手に気を使って

コミュニケーションの工夫しないといけないのだろうか?

そんな思いになってしまうこともあります。


私は、このような時2つの方向で考えています。

(1)医療従事者であっても

患者さんと付き合うのと同じような感覚で関わる。

(2)自分の目標を達成するためには、

ややこしい人とのコミュニケーションも必要と考えて、目標を明確にする。


この2つです。

(1)については、

まず医療従事者だからといって、

みんなコミュニケーションが上手で、

感情のコントロールが上手とはいえない。

と考えることです。

「医療従事者は人に親切であるべき」

「医療従事者は人に対して親しみやすくあるべき」

こんな風に思っていると、

コミュニケーションのとりづらい同僚や他職種と出会うと、

「なんでこんな人が医療従事者なんだろう?」

そんな思いとともに

怒りがこみ上げてしまうことがあります。

しかし、医療従事者だというだけで、

背景にどんなものを抱えているのか?

それはわからないのです。


語弊があるかもしれませんが、

なんらかの疾患や障害を抱えながら働いてる方なのかもしれません。


これは、患者さんが持っている疾患や障害以上に見えづらいものです。


元気に働いているように見えて、何があるかわかりません。

アスペルガー障害やADHDなど大人の発達障害のような傾向のある人かもしれないし、

境界性人格障害など、人格障害系の素因を持っているかもしれません。


このようにあらゆる可能性を、考えて関わるようにするのです。


私はこのように考えて関わるようにしていると、


どんなことがあっても、まず自分がコミュニケーションの工夫をしてみよう、、

そんな風に思えます。


それは、自分自身が精神科の作業療法士だという意識があるからかもしれませんが、、、


私はそのように考えてやっています。




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