誉めるだけでは、ダメなのではないか? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

以前、誉めてやる気を膨らませるコミュニケーション術セミナー

というセミナーを行った時


参加者から以下のような質問をいただいたことがあります。



「自分の状態をよく理解しておらず、

リハビリの必要性もよくわかっていない。

そういう対象者には、

誉めてばかりではダメなのではないか?

誉めるだけでなく、現実についてちゃんとわかってもらうために、

厳しいことも言わなくてはならないのではないですか?」


こんな質問です。

こんな気持ち、私もわかります。

自分のことをいっこうにわかろうとしない。

わからない方には、

厳しいことも言いたくなる。

しかし、私は、できるだけ、厳しい事は言わず。

良いところを見つけて誉める。

このコミュニケーションを繰り返すようにしています。

何を言うにもまずその人との良い関係ができていないと

伝わらない。

私はそう考えているからです。


その上で何か本人にとって厳しいことを伝えなくてはならない時は、

「施設のルール」を伝えるようにしています。


「この施設は〇〇がルールなので、
これだけは守ってもらわないと困るんです。」

このような伝え方をしています。

その人個人に問題があるというより、

施設のルールとして、

何かはみ出ていることがあれば、そこは守ってもらえないと、

治療関係が続かない。

そういう言い方をしています。



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