患者さんの真のニーズを引き出すには | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「患者さんの真のニーズを引き出すにはどうしたらいいでしょうか?

担当している患者さんにニーズを聞いていますが、なかなか本心を語ってくれません。

真のニーズを引き出すコミュニケーションのコツを教えてください。」

研修会でこのような相談を受けることが多々あります。

この質問について考える時。

そもそも”真のニーズ”とはなんだろうか?

と考えてしまいます。

患者さんの真のニーズとはいうものの、

まず自分自身についても

”真のニーズ”について語ることはできるでしょうか?

「私が本当に望んでいること」

「私が本当にしたい生活」

「私が本当に欲しいもの」


この質問に答えることは案外難しいです。

健常人である私たちでさえ

真のニーズについて答えることは、

結構難しいことなのです。

したがって、我々セラピストが出会う

患者さんにとっても

”真のニーズ”は何か?

こういったことに答えることは

難しいのではないでしょうか?


本当に欲しいものに気づくには、

ちょっとした成功体験の積み重ねが大切かと思います。

例えば、

「一人で食事できるようになりたいな」

と思っている患者さんがいて、

リハビリの成果で

「一人で食事ができりうようになった!」

そうしたら、

「じゃあ次は何ができるようになりたんだろう?」

と考えられるようになります。




そういったことの

積み重ねの中から

本当にしたい生活

”真のニーズ”

について考えられるようになるのではないでしょうか?

今回の話がみなさんにとって臨床でのヒントになれば嬉しいです。




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