うつや意欲低下の方とのコミュニケーションのコツ | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「うつや意欲低下のある方へのリハビリの勧め方に困っています。」

前回のブログに引き続き、このような相談について答えていきたいと思います。

こういったうつや意欲低下の方と関わる時、

最も大切なことは「本人を怠け者扱いしない」ことだと私は考えています。

セラピストや援助職をする方の中には、

たまに「体育会系」と言いますか、

「ガンガンリハビリをやる人こそ頑張っていて、

そうでない人は怠け者」

そのように捉えてしまう方もいます。

しかしそのような前提がセラピストの中にありますと

うつや意欲低下の方とのコミュニケーションはうまくいきません。


大切なことは、

ぱっと見ではわからないかもしれないが、

ご本人は心の中でものすごく苦労されている。

そのような前提をもって関わることが大切かと思います。

ご本人も別に怠けたいわけではない。

頑張りたくても頑張れない。

そんな自分を責める自分もいる。

そんな中でなんとか生きていらっしゃる。

そのように見た目ではわからなくても

心の中ではいろんなことに悩み、傷つきながらも、生きていらっしゃる。

そういった苦労をされている方なのだ。

そのような前提を取り入れて関わると、

自然とうつや意欲低下の方と関わる時のコミュニケーションの取り方が変わります。


毎日のやることの一つ一つに小さな変化や成長を見つけることができるようになってきます。

そしてそのような日々のちょっとした変化について

承認したり、誉めたりする。

そのようなコミュニケーションがとれるようになると、

だんだんと、意欲が上がってきて、リハビリに取り組んでくれるようになるものです。





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