一度にたくさんの患者さんを担当することになった時のコツ | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「精神科の病院で働いています。

いきなり50人もの患者さんを担当することになり、


どうしていいのか?戸惑います。

一度にたくさんの患者さんを見る時のコツを教えてください。」

このような相談をいただくことがあります。

精神科や老年期の分野に行きますと、

一度にたくさんの患者さんを担当することになることがあります。


いきなりたくさんの患者さんと相対すると戸惑う気持ちもあるかと思います。

このような時は、まず50人のうち何人かの患者さんに焦点を絞って評価すると良いかと思います。

その時、対象をまんべんなく選ぶということも大切です。

ともすると、50人もの患者さんと出会った時、

もっとも治療をしたり、関わっていくのが難しそうな患者さんに、
自分の注意が集中してしまうことがあります。


そして、
「こんなに大変な人が50人もいるのでは、
成果を出していくのは大変だ。」

と思ってしまうのです。

ですので、困難そうな事例にばかり意識を向けるのではなく、
関わりやすそうな方や、
ちょっと介入すれば、良くなりそうな方を見つけることも大切です。


これはセラピスト自身が成功体験を積む。
という意味でも大切だと思うのです。

50人もの患者さんを見て、さらに、よくしていくのが困難な事例ばかり自分の力を注いで、

「いっこうにうまくいかない。」

と焦るよりは、

50人の中から、ちょっと関われば、良くなりそうな方を見つけて、

介入する。

そして、自分にとっても患者さんにとっても「良かったね!」と思える体験を積み重ねていく。

そのようなことを意識することが、たくさんの患者さんを担当することになった時は

特に大切なことだと思います。





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