「クレームばかり言っている患者様の対応が本当に苦手です。」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「クレームばかり言っている患者様の対応が本当に苦手です。

その患者様と関わっているといつも自分が謝ってばかりです。

患者様の方がおかしなことを言っている事も多々あるのですが、

それを言うとさらにクレームが増大して関係が悪化してしまいます。

うまくその患者さんと関係を作れないこともあって、謝ってばかりいるのですが、

クレームにうまく対応するコツはないでしょうか?」

このような相談をいただくことがあります。

クレーム対応。

悩ましい問題ですよね。

患者さんもいろんな人がいますので、様々なクレームを言ってくる人もいます。

精神疾患があったり、記憶や認知に障害のある方ですと、

言いがかりとも思えるようなクレームを言ってくることもあります。



私は、クレームに対応するためには、

いかに相手の特徴をつかんでいくのか?

相手の主訴は何なのか?

これをいち早く聞き取ることを一番意識しています。

クレームを聞く時、時に自分が聞きたくないクレームですと、

相手が本当は何を伝えたいのか?

そこに意識を向けられないことがあります。

相手の訴えている内容を80%くらい把握することができ、

「あなたの言いたいことは○○なんですね。」と

相手と確認することができるようになれば、

問題が半分くらいは解決できるかなと思います。

ですので、いち早く主訴をつかむことが大切かと思っています。

そして、主訴をつかむためのポイントは、「あなたの怒っている事は○○ですか?」

と聴いていく事かと思います。

もちろんできる場合とそうでない場合もあるかと思いますが、

謝る前に、まず怒りのポイントを確認する。

それを意識しないで謝ってしまうと、

ますますクレームが加速する場合もあります。


まず相手の話をよく聞こうとすること。

当たり前のことかもしれませんが、クレーム対応の時も大切にしたいなと思っています。

今日も読んでいただきありがとうございました。





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