デイケアに嫌々通っている利用者さんとのコミュニケーション | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「デイケアに嫌々通っている利用者さんがいます。

いつも『本当はこんなところ来たくなかった。子供に無理やり来させられた。』など。


後ろ向きな発言が多い方です。

こういった方にモチベーションを高めてもらうには、どんな声かけができるでしょうか?」

このような相談をうけることがあります。



確かにデイケアやデイサービスに嫌々来ている利用者さんってたくさんいます。

私もたくさん出会ったことがあります。

また私の祖母がデイケアに通っていた頃も、不満ばかり言っていました。

こんな時私は、

「嫌々だけれど、今日はデイケアに来た。」

という事実に注目しています。

嫌々だけれど、今日はデイケアに来ている。


なぜ来れているんだろう?

と考えるのです。

なぜデイケアが嫌なのだろう?と考えるのではなく、

なぜ来れるのだろう?

と考えるのがコツです。


そして、

「嫌々とは言いながら今日も頑張ってデイケアにきてくれてありがとうございます。

なぜ、嫌と思いながらも、今日また来ようと思ったのですか?」


こんな質問をしたりします。

こういった事を聞いてみると、

「嫌だけど、来ないといけないかなと思ったんだよ」

とか

「嫌だけど迎えに来てくれるから悪いなと思うんだよ。」

などなど。意外な思いが聞けたりします。



こういった方がある日突然「デイケアが楽しい!」そんなことを言い出す。


そのような事はさすがに無いです。

しかし、このようなちょっとしたデイケアについての前向きな思いくらいなら、

質問の仕方で聞く事もできるものです。

何か参考にしてくれたら嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。






こんな感じのメルマガを2日1回のペースで書いています。

他にも読んで見たい方。

下記リンクから登録よろしくお願いいたします。

メルマガ登録はこちら



☆次回セミナー情報!

平成29年12月17日(日)自分の自信を高めて目標を明確にするコミュニケーション術