「最近の新人や学生は危機感が無いように感じます。
自分が若かった頃は、とにかく勉強もがむしゃらにやっていたように思います。
しかし、今の若者はのんびりしていて、勉強も、ろくにしている様子もないし、
もっと危機感をもってほしいと思います。
あまり厳しく指導すると萎縮してしまいます。
どのように指導するとよいでしょうか?」
このような悩みを持つセラピストに出会うことが時々あります。
「セラピストはもっと危機感を持つべきだ。」
このように考えるセラピストは結構いらっしゃいます。
確かに、理学療法士、作業療法士の世界では、
以前ほどセラピストが優遇されなくなってきました。
養成校の数が増えて、たくさんのセラピストが育成されるにしたがって、
平均年収も下がっているようです。
今までほど、職場においてセラピストが有り難がられる存在ではなくなり、
いくらでも替えが利くような存在になりつつあるようです。
そのような状況を危惧して、
先輩セラピストは後輩や学生に
もっと危機感をもって働いてほしい。
もっと自分を磨いてほしい。
そのように思うようですが、
後輩セラピストにその思いが届かない。
そういう職場は結構あるのではないでしょうか?
「人材育成」
なかなか難しいテーマですが、
私は「危機感」を持たせて動かない人に対しては、
「期待感」を持たせる方が、
人が動くのではないか?
と考えています。
人が行動を起こすとき
人はどちらかのパターンで行動をら起こします。
それは、
1)問題を感じて、その問題を避けようと行動する。
2)達成したい成果を意識して、その成果を得るために行動する。
の2つです。
この2つのパターンは
人によって、
状況によって、
どちらかへの偏りがあります。
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