精神科の実習に来ていますが、患者さんの観察ポイントがわかりません。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「精神科の実習に来ていますが、患者さんの観察ポイントがわかりません。

検査などもしないで観察とただ患者さんとお話しするだけなので、

どのように見ていったらいいでしょうか?」

このような相談をいただくことがあります。


精神科やデイケアなどの実習ですと、

患者さんに対して検査などを行うよりは、

自然な状態での観察やお話だけで情報を収集して、

その方の全体像をまとめる。

そういったことも少なくありません。

最初に精神科に実習に来た学生さんや就職したばかりの新人さんは、戸惑うかもしれません。

私は、観察ポイントを見つけるコツとして、

患者さんと患者さんの違いを探すことを進めています。

例えば、同じような音楽のレクリエーションをしていて、

一生懸命歌う人と、ただ見ているだけの人。

曲のリクエストを求められて、

リクエストをする人。しない人。

座席がたくさん用意してあって前の方に座る人。後ろの方に座る人。

隣にいる他患者さんと、話をする人。しない人。

そのようにひとつの活動を良く観察して、

どのような違いがあるか?

それを一つずつ見ていき、

自分が観察しようとしている人は、

他と比べてどのような特徴があるのか?

それを明らかにしていく。

そんな感じで評価しています。

今日のblogが皆さんが患者さんを見るときの、

何かヒントにしてもらえたら嬉しいです。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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