「音楽や体操など大集団でのレクリエーションの際
自分がどのような立ち位置で動いていけば良いのか
よくわかりません。」
このような相談を先日OTの実習生からいただきました。
実習生の立ち位置。これは結構悩む学生さんもいるかもしれません。
今回の例だけでなくても、
例えば、バイザーと患者さんが1対1で話をしている時。
見学の学生はどこに立って、どのように見ていれば良いのか?
とか、
患者さんが一生懸命、何かの作品作りに打ち込んでいるとき、
学生はどこに立ってどのように見ていれば良いのか?
そんなとき学生はどのタイミングで話しかけて良いのか?
それともそもそも話しかけてはいけないのか?
作業療法の実習ですと、このような疑問をもって、
現場で困っている学生さん結構いるかもしれませんね。
この辺りの話題については、今度またメルマガで触れてみたいと思います。
そして、
今回のご相談に関しては、
集団レクの時の学生さんの動きについてです。
集団で患者さんがみんな前を向いて歌を歌ったり、
体操をしているとき、学生はどのように動くと良いのでしょうか?
後ろの方にただ立って、一緒に手拍子しているだけ。
このような関わり方は私はあまりおすすめしていません。
なぜなら、あまり患者さんと関わる機会がとれないですし、
学生さんにとっても、ただたって手拍子するだけでは、
退屈かな??と思ってしまうからです。
実習に来たからには、いっぱい患者さんと関わってほしい。
私はそのように思うので、
学生さんにはなるべく患者さんの近くに、
膝立ちやしゃがみこんで座り、そこで一緒に手拍子をする。
という動きを進めています。
そして、曲と曲の合間や体操と体操の合間に
患者さんに話しかける。
そのような動きを具体的に指導しています。
患者さんも近くに学生さんがいると、
喜んでたくさん話をしてくれたりするものです。
皆さんの職場ではどうされているでしょうか?
今日も読んでいただきありがとうございました。
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