「上司や先輩からよく叱られたり指導を受けます。
その時は、自分のことを思って指導してくれるのだろう。
と思い受け入れるようにしているのですが、
どこか釈然としない気持ちもあり、
なんとなく気持ちの整理がつかずにいます。
どうしたらいいでしょうか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
先輩から注意されるけど、
なんとなく気持ちの整理がつかない。
このようなとき、考えられる一つのパターンとして、
先輩にとっての
「○○するべき」
という考えと、
自分自身の
「こうあるべき」
という考えが食い違っているということがあります。
その食い違いが明確で自分自身でもすぐに気づけるのであれば、
先輩の指導に対して、
「先輩のご指導もよくわかるのですが、
私はこのように考えたのです。
こういった場合はどう捉えたら良いでしょうか?」
というように、意見を交わすことができます。
しかし、自分でも気づかないうちに、
自分がこうあるべきと思っていることと
相手のこうあるべきと思い指導されることが
食い違っていることがあるのです。
このようなときは、何度も何度も自分の中で、
何が釈然としないのか?
なぜ、指導されたことがスッと入ってこないのか?
よく振り返ってみることが大切です。
今日の話が先輩から指導されてもスッキリ来ない方にとって
なにかヒントになれば嬉しいです。