前回のブログからの質問をいただきました。
「人に伝えるときに自分の個人的な経験談を話すことで、
エネルギーを高めて伝える。とても興味深く読みました。
逆に、
経験のないものやイメージが沸きにくいものを伝える際に
「伝えるエネルギー」を作るにはどうしたらよいでしょうか?」
このような感想とご質問をいただきました。
これは、確かに私も悩んだ経験があります。
自分にとってあまり、経験のないことを
頼まれて話すことになったけど、
その事についてあまり自分の専門分野でない場合。
私は、とにかく自分にとって興味のある領域と、
求められている領域との接点を探すようにしています。
例えば、私は以前「接遇」について話してほしいと頼まれたことがありました。
とてもじゃないですが、
自分は「接遇」については語れない。
という気持ちがありました。
そのようなときは、
自分のいつも伝えているNLPのコミュニケーションという枠のなかで、
どうやって「相手も自分も心地よいコミュニケーションが取れるか?」
というような領域で話すことにしました。
そのような感じで、自分の語れる分野に、
なんとか相手から求められている話との接点を探して、
話をしています。
上手く自分の得意な領域に引き込んでエネルギーを高めるというイメージです。
その他、職場などでの勉強会や何かのプレゼンの機会に、
あまり自分にとって馴染みのないことを話すこともあります。
そのようなときは、まずその分野について下調べをいたします。
研修会に出たり、本を読んだりします。
そして、そのなかで、自分自身が「なるほど!」と納得したことや、
これは「新しい発見だ!」と思ったことを特に取り上げて話をするようにしています。
そうすると、自分がビックリした経験というのがエネルギーとなって伝わります。
そのように自分の体験談をどこかに入れて話をすると
エネルギーが高まり相手に伝わる話し方になるかなと考えています。