経験のない事について伝えるとき! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!



前回のブログからの質問をいただきました。

「人に伝えるときに自分の個人的な経験談を話すことで、

エネルギーを高めて伝える。とても興味深く読みました。

逆に、

経験のないものやイメージが沸きにくいものを伝える際に

「伝えるエネルギー」を作るにはどうしたらよいでしょうか?」


このような感想とご質問をいただきました。



これは、確かに私も悩んだ経験があります。

自分にとってあまり、経験のないことを

頼まれて話すことになったけど、

その事についてあまり自分の専門分野でない場合。


私は、とにかく自分にとって興味のある領域と、

求められている領域との接点を探すようにしています。


例えば、私は以前「接遇」について話してほしいと頼まれたことがありました。

とてもじゃないですが、

自分は「接遇」については語れない。

という気持ちがありました。


そのようなときは、

自分のいつも伝えているNLPのコミュニケーションという枠のなかで、

どうやって「相手も自分も心地よいコミュニケーションが取れるか?」

というような領域で話すことにしました。

そのような感じで、自分の語れる分野に、

なんとか相手から求められている話との接点を探して、

話をしています。

上手く自分の得意な領域に引き込んでエネルギーを高めるというイメージです。



その他、職場などでの勉強会や何かのプレゼンの機会に、

あまり自分にとって馴染みのないことを話すこともあります。

そのようなときは、まずその分野について下調べをいたします。


研修会に出たり、本を読んだりします。

そして、そのなかで、自分自身が「なるほど!」と納得したことや、

これは「新しい発見だ!」と思ったことを特に取り上げて話をするようにしています。

そうすると、自分がビックリした経験というのがエネルギーとなって伝わります。


そのように自分の体験談をどこかに入れて話をすると

エネルギーが高まり相手に伝わる話し方になるかなと考えています。