リハビリの対象となる患者さんや利用者さん。
または、自分の教えている後輩や学生さん。
などで、たまにいったいこの人は何を考えているのだろうか?
と疑問に思う人に出会うことってあります。
いったい何を考えているのか?
質問できるときはいいのですが、
質問しても答えてくれなかったり、
質問できないときもあります。
そんなときは、まず相手と同じ姿勢をとることから始めてみると、
相手の状態が少し理解できるようになります。
相手の姿勢をよくみて、
同じような姿勢をとってみる。
すると
肩に力が入っていて、
身体全体が緊張していることに気づくかもしれません。
こういうときは考えが非常に凝り固まっていたり、
不安や緊張を感じていて自由な発想ができないことがあります。
また、逆に身体が不自然に緩んでいて、
落ち着かなく、あれこれ手足を動かしているかもしれません。
こういうときは考えもまとまっていないことも多いです。
こんな感じで姿勢から読み取れることも多いのです。
そして、そこから
「ちょっと身体に力入りすぎていない?」
「ちょっと落ち着かなくてソワソワしてみるように見えるんだけど?」
などの声かけをすることで、
相手とよりラポールがかかり、
相手の本心が聞き取りやすくなることがあるのです。
今日の話も皆さんにとって何かヒントにしてくれれば嬉しいです。