患者さんの気持ちを知るためにまず形から入ってみる! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

リハビリの対象となる患者さんや利用者さん。

または、自分の教えている後輩や学生さん。

などで、たまにいったいこの人は何を考えているのだろうか?

と疑問に思う人に出会うことってあります。


いったい何を考えているのか?

質問できるときはいいのですが、

質問しても答えてくれなかったり、

質問できないときもあります。



そんなときは、まず相手と同じ姿勢をとることから始めてみると、

相手の状態が少し理解できるようになります。

相手の姿勢をよくみて、

同じような姿勢をとってみる。


すると

肩に力が入っていて、

身体全体が緊張していることに気づくかもしれません。

こういうときは考えが非常に凝り固まっていたり、

不安や緊張を感じていて自由な発想ができないことがあります。


また、逆に身体が不自然に緩んでいて、

落ち着かなく、あれこれ手足を動かしているかもしれません。

こういうときは考えもまとまっていないことも多いです。

こんな感じで姿勢から読み取れることも多いのです。


そして、そこから

「ちょっと身体に力入りすぎていない?」

「ちょっと落ち着かなくてソワソワしてみるように見えるんだけど?」

などの声かけをすることで、

相手とよりラポールがかかり、

相手の本心が聞き取りやすくなることがあるのです。


今日の話も皆さんにとって何かヒントにしてくれれば嬉しいです。