プレゼンは結論から | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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最初に結論を伝える

人になにかを伝えるときは、

この事を意識すると伝わりやすい。

私はそう思っています。

今日後輩から、

Drへのリハビリ状況の報告書について、

一度見てほしいと相談を受けました。

「○○さんは、トランスファーは見守りレベル

歩くときは骨盤が後傾していて、体幹も前傾して不安定。

下肢の筋力は右左共に股関節屈曲MMT5レベルで、、、、」

っていうような調子でつらつら書いてあったが、

いったいこの文章を通して何を伝えたいのか?

いまいち伝わってきませんでした。


そこで、

「これはいったいどういうこと?」

「最初に自分は何を言いたいのか?結論から書いた方がいいよ。」

そんなアドバイスをしてみました。


よくよく話を聞いていると、

「下肢の筋力低下は低下は見られないのに、

歩行が不安定で、それは本人の不安感からきているものなんじゃないか。。。」

ということが言いたいようでした。


そこで、私は

「だったら、文章の最初に

○○さんは歩行が不安定ですが、

原因として著名な筋力低下は見られので、むしろ不安など精神的な影響が強いのではないかと考えています。」

と結論を書いてから、

詳細については、その後先程書いたような文章で詳しく書くようにするといいよ」

とアドバイスしました。

プレゼンは結論からのべる。

自分にとってはプレゼンの基本だと思っていましたが、

そういうことも後輩にはきちんと教えた方がいいなー

とつくづく思った出来事でした。