10/23に「人に振り回されずに働くためのコミュニケーション術
〜人の意見を受け入れつつも自分の目指すリハビリを行う方法〜」
というセミナーを行います。
今回のこちらのセミナーについてもう少し紹介させていただきます。
今回のセミナーは、
リハビリの現場で起こる場面で自分自身をどう方向づけていくか?
それについてセミナーとなります。
臨床の場面では、
同じ職種の先輩や上司、後輩、同僚。
他職種の方。患者様やご家族。
いろんな人がいろんな事をいい、
それらの意見を聞いているうちに、
自分はどう行動をしたらいいのだろうか?
自分のやっていることはこれであっているのだろうか?
と悩んでしまう場面ってあるかと思います。
例えば、、
例1
転倒の危険性のある患者さん
看護師さんからは
「安全にリハビリをしてほしい。無理させたり、歩けると思わせないで欲しい。」と言われ、
一方で患者さんからは「もっと自分で歩きたい」と言われる。
家族やソーシャルワーカー、ケアマネからは、「もっと本格的なリハビリはできないのか?」と求められる。
例2)
先輩作業療法士Aさんからは、
「もっと患者さんの希望を聞いて
、患者さんのしたい生活を実現できるように関わるように」と指導されるが、
そのAさんと敵対する別の先輩作業療法士からは、
「患者さんの希望を尊重することも大切だけど、
ただ患者さんの言いなりになればいいってものじゃない。
そんなことは素人でもできること。
専門職っていうのは、患者さんも気づいていなかったような問題点を見つけて、それを共有して改善するものだよ。」と
と指導をされる。
例3)
ある先輩からは、
「利用者さんの一人一人のニーズにあったような関わりをして欲しい。」と指導され、
また別の先輩からは「そんな一人一人別の事をしていたら、とても現場は回らない。人手が足りないんだから、ある程度、わりきってやってもらいたい。」
と指導される。
これらの例のように、
臨床現場では、異なる2つの立場から、違うことを言われ、
自分がどのように振る舞って良いのかわからなくなる。
こういった場面です。
こういった状況を「ダブルバインド」的状況といいます。
今回のセミナーでは、この「ダブルバインド」的状況を、
コントロールするコツをお伝えいたします。
今回は、私が日頃お伝えしている
コミュニケーション心理学NLPの考えの中から
「ニューロロジカルレベル」の質問
というスキルをお伝えいたします。
ニューロロジカルレベルというのは、
人の意識6つの領域に区別してとらえる考え方です。
6つの領域というのは、
1)環境
2)行動
3)能力
4)信念・価値観
5)アイデンティティー・自己認識
6)スピリチュアル
の6つです。
この6つの側面から人をとらえ、自分をとらえることで、
自分にとって今現実に起こっている問題と
なぜ、それが問題となりうるのか?
それは、自分が何を大切にしているからなのか?
という理解ができるようになります。
さらにそれだけでなく、
自分は何を大切にしていて、
ここからどこへ進めばよいのか?
さらにさらに、自分と一緒に働く同僚は、
何を大切にしていて、彼らと協調して働いていくには
どのようにすればよいのか?
についてもわかるようになるのです。
セミナーまであと2週間しかないですが、
是非参加を検討していただきたいなと思います。
今回は、このセミナーで使用するテキストを事前公開することにいたしました。
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