以前学生さんから、「杉長さんにとって作業療法ってなんですか?」
と聞かれました。
そのとき私は、とっさに「自分にとってお給料を貰えるための資格かなー」
と答えてしまいました。
こう答えてしまうと身も蓋もない言い方のようにも思います。
だけど、
この作業療法士免許というものを持っているからこそ、
自分は病院に雇ってもらえている。
そして、
生活してくだけのお給料をいただけていることって
忘れてはいけないと考えています。
そういう意味で、
資格って自分にとってとても価値のあるものです。
また、だからこそ、作業療法に対して、貢献したいなって思います。
セラピストというのは、患者さんに貢献するという意識を持つのは当然かなと思いますが、
それだけなじゃなくて、自分にお金をくれるものに貢献するという意識を持つことも大切ではないでしょうか?
それは例えば自分の勤めている病院とか、自分のもっている資格などです。
そうやって自分にお給料をくださっている資格や病院に感謝し、
貢献しようという意識をもつことで、
職場ともうまくやっていくことができるのです。
たまには自分の持っている資格について見直し、
そこから自分が得ている恩恵について考えてみるのも、
良いのではないでしょうか?