「人の目を気にしてしまう性格を直したい。」
以前こんな相談を、学生さんから受けました。
人の目を気にしてしまうこと。
誰にでもありますよね。
しかし、その性格も度が過ぎてしまうと、
言いたいことが言えなかったり、
聞きたいことが聞けなくなってしまったり、
問題が起きてきます。
リハビリの場面でいうと、
先輩や上司に、必要なことを質問できない。
患者さんに必要な質問をしたり、
必要な情報を伝えることができない。
そんな問題に繋がります。
では、そんなときはどうしたらいいのか?
大切なことは、
「人の目を気にしないようにしよう」と
思わないことです。(逆説的ですいません)
人の目を気にしないようにする。
このような否定文での目標は達成が難しいのです。
否定文で目標を立てると、
「今日はこれだけ、人の目を気にすることがあった、、、」
というように、自分のできなかったことを数えるようになってしまいます。
それよりも、できたことを数えられるような目標を立てる方が効果的です。
例えば、
「1日1つわからないことを先輩に質問しよう!」
とか
「明日は患者さんに○○のことについて聞いてみよう。」
とか。
「感じたことをそのまま話すようにしてみよう!」
とか。
こんな感じです。
このような形で、目標を立てると、
「今日はこれとこれができた。」
というように、今日できたことに意識が向けられるようになるのです。
みなさんもぜひやってみてくださいね。