リハビリの現場で働いていると、
「後輩や学生がうまく育たない。」
と後輩育成や教育に頭を悩ませる方もいるかと思います。
そのような時、
「うまく育たない」と悩むだけでは、
建設的に考えられません。
こういうときは、
「どんなときに、どんな行動をとってほしいのか?」
と具体的に相手に、とって欲しい行動を、
考え、その事を相手に伝えられると良いかと思います。
例えば、学生指導等の場面において、
「もっと積極的に!」と指導するのではなく、
「フィードバックの時は最低ひとつ質問をしよう!」
というように具体的に行動に繋がるような伝えかたをするということです。
事細かに「こういうときはこんな行動をとった方がいい」と指導するなんて、
細かすぎて口うるさいと思うかもしれませんが、
逆に、事細かにとるべき行動を伝えた方が、
親切に教えてもらったように感じるようです。