退院したい。けど、自信が無い。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

リハビリの現場で、患者さんは、

時に目標と問題を両方を、

同時に話すことが多々あります。

例えば、

「退院したいんです。

でも自信がないんです。」

こんな感じです。


「退院したい。」と自分の目標を語りつつ、

「でも、自信がない。」と


自分の問題を同時に話すのです。


こんなとき、セラピストとして、


なぜ自信がないのか?

どんなことに自信がないのか?

聞くことは大切かと思います。

しかし、ここで、この「自信がない」という問題について、

セラピストが聞きすぎてしまうと、

ますます患者さんは自分の自信のなさに

意識がいってしまい、

モチベーションが下がってしまうということがあります。






そんなときは、

もし退院できたら何をしたいですか?

家に帰って最初にしたいことはなんですか?

退院して、ご家族にしてあげたいことはなんですか?

など、「退院したい」という

目標について質問をすると良いです。


目標をより明確に具体的にするような質問をすると、

患者さんの反応がポジティブに変わってきます。