苦手な人って実は○○な人かも | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

私がこの仕事を始めて、

驚いたことのひとつに、

患者さんとの関係よりも、

職員との関係の方が、難しいことが多い。

ということでした。


医療介護業界って様々な価値観の人がいるからこそ、

お互いの主義・主張が合わなくて、

人間関係に苦労するっていうことは、

少なくありません。



私自身も、職場に苦手な人がいたり、

気が合わないなと感じる人がいます。

しかし、苦手な人でも、気が合わない人でも、


一緒に働かなければいけないのが、仕事上の関係です。



さて、先日、ふとしたことから、

自分の苦手な○○さんとのコミュニケーションについて、

思い出していました。




○○さんとは、どうも自分と気が合わなく、

この人の仕事の進め方や、

厳しい口調などが馴染めずに、

嫌だなーと思っていました。


先日も、会議の際に、私のちょっとした言動が、

「良くない」と指摘され、

その時のことをずっと思い出して、

「嫌だな嫌だな」って思っていました。

みなさんもこういうことってありませんか?

人から言われた一言をずっと引きずって、

嫌だなーという感情を、

ずっと感じて過ごしてしまうようなことです。




私としてもずっとこんな嫌な感情を引きずるのも嫌なので、

このことについて、

もっとよく自分自身を見つめてみることにしました。


そうしてみたところ、

この「嫌だな」っていう感情のなかには、

実は、自分の中に、○○さんに少しは認められたい。

そういう気持ちがあったのだということに気づきました。


自分が一番嫌だと思っている相手に実は認められたいと思っていたなんて!!

そんな自分も認められない!!

そんな感じで愕然としました。



でもそんな自分に気づいたらちょっと気が楽になり、

さっきまでの「嫌だな」っていう感情が少し軽くなるのがわかりました。




みなさんもこういうことってありませんか?

一番苦手な人から、実は認められたいっていう気持ちを持ってるっていうことです。

そんな自分に気づけるとコミュニケーションってもっともっと楽になるかと思います。