心のゆとりを作るにはどうしたらいいですか? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「心のゆとりを作るにはどうしたらいいですか?

毎日忙しすぎて、患者さんと心に余裕を持って接したり、

自分の気持ちを落ち着かせたりする余裕がありません。」


こんな相談を先日後輩から受けました。



忙しい現場では、なかなか余裕を持って働けない。


そんな風に感じる人もいますよね。





心の余裕を持つためのコツ。

これは、

「自分は常にベストを尽くしている。」

このような前提を自分の中に持つことです。


とても忙しい現場だけど、そのなかで、

自分はその中でできるだけ、

患者さん一人一人に丁寧に接しているし、

短い時間の中で、もっとも適切な判断をしている。

と自分自身をとらえてみるのです。


このように自分自身を捉えることが何故必要なのかと言いますと、


忙しい時というのは、

忙しすぎて、

あれもできなかった。

これもできなかった。

あの判断は良くなかった。

など、できなかったこと、やらなかったことばかりに、

意識がとらわれがちだからです。


しかし、考えてみてください。

時間が少なく忙しい時間ですので、

ある程度は仕方がないところもあるのです。


そのような状況の中で、できなかったことばかりを考えて落ち込んでいるよりも、

自分は、忙しい状況のわりには、よくやっていると、

今の自分のおかれている状況をとらえ直した方がよいのです。

このように自分自身をとらえてみることで、

いまできていることに意識が向くようになり、

そこから心の余裕も生まれてくるのです。